2026.04.12

J1百年構想リーグWEST第10節 神戸-名古屋

■J1百年構想リーグWEST
4/11 ノエビアスタジアム神戸
神戸 3-2 名古屋

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■実録シリーズ
仁義なき百年抗争-西日本死闘編-
エピソード10「逆襲」

ナレーション:赤鯱組にとって、この日は天下統一への大勝負であった。乗り込んだ先は、首位を走る神戸のシマ。一進一退の攻防、血で血を洗うカチコミの末に、男たちが手にしたのは勝利の美酒ではなく、港の冷たい夜風であった。


~神戸港・深夜のメリケンパーク~


若頭イナ:「(自販機の緑茶をすすりながら)すまん、ワシの不徳の致すところや。あの中途半端な弾き(クリア)で、ダンにタイマン勝負(PK)させてしもうた。ワシの若頭としての器が足りんかったんじゃ。ふう、港の夜風が身に沁みるわ」


弾除けのダン:「やめてつかあさいカシラ。あのタマ、ワシがもっと早う動いとれば・・・。一瞬の迷いがあんな結果になってしもうて、まったく弾除けの二つ名が泣きますわ」


若頭補佐タカ:「まあ、そう気を落としないや。ツカサが外からエグい一突き(ミドル)をブチ込んだ時は、カタギの衆(観客)もひっくり返っとった。カツのアニキも、左からええ差し込み(クロス)を何度も入れとった。『大カツ躍』とはこのことよ。誰も笑わんのかい。このシケた空気どうにかしてくれや」


重戦車のキムラ:「笑えませんわアニキ。ワシも頭でカチ込んで一時はタマを揃えた(同点)いうのに結局ひっくり返された。神戸のやつら、こっちの助太刀(交代選手)が試合に馴染めんうちに、ワシらの天敵を次々に送り込んで来おった。組織力の差がエグいですわ」


ミシャ組長:「おう、こんならさっきから『エグい』っちゅうのどこで覚えたんや。今時はそんな言葉が流行っとるんか?」


若頭イナ:「すんませんオヤジ、なんぼにも悔しゅうて・・・」


ミシャ組長:「ええか、よう聞け。この前の神戸との喧嘩は大差で負けた。なんぼ攻めてもワシらには『足りんもの』があった。じゃが、今日はどうや? 奴らの喉元にドスを突き立てて、あと一歩で首を獲れるところまで追い詰めた。これは敗北じゃけんど、ただの敗北じゃねぇ。ワシらのカチコミが確実に進化しとる証拠なんじゃ」


若頭補佐タカ:「オ、オヤジ・・・!」


ミシャ組長:「神戸が武藤や大迫っちゅう、切り札を放り込んできたのは何故か分かるか? それはの、奴らが本気でビビりよった証拠なんじゃ。アジアカチコミ大会(ACL)の大一番を前にして、温存したいあの2人を出さんことにゃあ勝てんと、奴らに思わせたんじゃ。胸を張れ。 助太刀(交代)で入った連中が絡めなんだのは、ワシの采配、ワシの責任よ。こんならは、ただ前だけを見て、ワシについてくりゃあええんじゃ」


若頭イナ:「(涙ぐみながら)へ、へい、オヤジを信じてついて行きますけん!」


ミシャ組長:「よっしゃ、反省会はここまでや。今から神戸牛食いに行くぞ。切り替えの早さが、男の器っちゅうもんよ。うまい肉食うて血肉に変えて、次はワシらが奴らを食うてやる番じゃ。


重戦車のキムラ:「神戸牛! エグいっすね、オヤジ!!」


ミシャ組長:「エグいて便利な言葉じゃのう。まあええ、次は生まれ変わった瑞穂のシマ(パロマ瑞穂スタジアム)のお披露目興行じゃ。相手は福岡の蜂どもじゃけえ、奴らをまた蜂の巣にして、盛大に新築祝いの血祭りをあげようやないか。ええな!」


一同: 「へい!!!!」


ミシャ組長:「当日は名古屋市内で不発弾の処理があるけんど、カチコミ(試合)で不発弾はゆるさんけえの!」


一同: 「「「ワーハッハッハッハッ!」」」


ナレーション:男達の目に宿る火は、まだ消えてはいない。敗北の苦さを神戸の海に捨て去り、彼らは次なる戦いへと向かう。その舞台は、6年の歳月を経て生まれ変わった聖地・瑞穂。赤鯱組の本当の反撃が、ここから始まろうとしている。

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ところで、この試合のDAZNの解説は長谷川健太さんでした。
グランパスのチャンスのたびに声がデカくなったり、中山のキレキレぶりに「去年やっとけ」とか「名古屋はギアを上げる交代ができてませんね」とか”どの口が言うてんねん”なコメント連発で、やっぱり憎めないオッサンですね。

そして、次節はいよいよリニューアル成ったパロマ瑞穂スタジアム。
チケットも無事ゲットし、あとは当日を待つだけなのですが、あれから6年がたったとは本当に時の流れは早いものです。
なお、当日は名古屋市内で不発弾の処理がありますのでご注意ください。

最後に、終盤でアクシデントに見舞われた神戸2選手の早期の回復を祈ります。

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2026.04.05

J1百年構想リーグWEST第9節 名古屋-C大阪

■J1百年構想リーグWEST
4/4 豊田スタジアム
名古屋 3-0 C大阪

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■実録シリーズ
仁義なき百年抗争-西日本死闘編-
エピソード9「開花」

ナレーション:令和8年。春の嵐が吹き荒れる中、赤鯱組は浪速桜会を本拠地で迎え撃ち、無慈悲な弾丸三発で返り討ちにした。今宵、散りゆく桜の下でしばし勝利の余韻を噛み締める男達の姿があった。


~某所、桜の舞い散る場所~


新婚スナイパーユウヤ:「オオ、オヤジ!見てくれたかのうワシのどでかいタマ2発を!左足と頭でガツンとぶち込んでやりましたけん!褒めてつかいや」


ミシャ組長:「おう、ユウヤようやった。一家の大黒柱になって守るもんができた男のドスは重みが違うのう。まさに獅子奮迅、いや『新婚奮迅』じゃ!」


リュウジ:「オヤジ、ワシのトドメの一発も忘れてもらっちゃ困りますけん。相手の心をへし折る一撃。これで勝ちは決まったようなもんでしたわ」


ミシャ組長:「ええかこんなら。ワシらは家族(ファミリー)じゃ。誰か一人が英雄になればええっちゅうわけやないで。全員で守り、全員で敵の心臓をぶち抜く。今日見せた絆を忘れんかったら、どんな組織も恐るるに足らけえの」


若頭イナ:「それにしてもユウヤ、嫁さんはどうしたんや?こんな大事な抗争の時に」


新婚スナイパーユウヤ:「それがアニキ、嫁はんは今ロンドンへ高飛び(旅行)しとるんですわ。極道日本代表のカチコミを見物に行っとって『あんた、しっかり稼ぎんさいよ』いうて言い残して」


若頭イナ:「それでか!嫁はんの留守の寂しさをカチコミに叩き付けとるんかユウヤ!新婚早々恐るべき旦那コントロール術やで・・・ええ嫁さんもろうたのうユウヤ」


新婚スナイパーユウヤ:「恐れ入ります。嫁の仕事が仕事だけに太鼓判を押されましたわ!」


ミシャ組長:「ええか、桜の季節は終わったが、赤鯱の季節はこれからじゃ!次は神戸のシマへ乗り込むぞ。神戸には地元のシマで煮え湯を飲まされた借りがある。次はワシらがあいつらに煮え湯を、いやチンチンの味噌煮込みを食わせてやる番じゃ」



新婚スナイパーユウヤ:
「オヤジ!ワシが神戸でタマ3発(ハットトリック)決めたら、ワシもロンドンに行ってええですかいの!?」


若頭イナ:「おんどれ、それじゃあただの新婚旅行じゃろうが!カチコミが終わる(シーズンオフ)まで待てえ!」


一同: 「「「ワーハッハッハッハッ!」」」


ナレーション:赤鯱組の猛攻により、浪速の桜は一夜にして散った。しかし、新婚ユウヤの孤独な戦いは嫁がロンドンから帰るまで続くのである。極道の春はまだ始まったばかりなのだ。


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前半はどうなることかと思いましたが、終わってみれば3-0の快勝。
勝ちに不思議の勝ちあり、とはこのことです。
セレッソはよっぽど豊田スタジアムとの相性が悪いようですね。

それにしても山岸の嫁さん、さすがタダ者じゃねえ。






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2026.03.23

J1百年構想リーグWEST第8節 京都-名古屋

■J1百年構想リーグWEST
3/22 サンガスタジアム by KYOSERA
京都 1(5PK4)1 名古屋

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■実録シリーズ
仁義なき百年抗争-西日本死闘編-
エピソード8「不変」


ナレーション:令和8年。赤鯱組は京都・紫会の本拠地に殴り込んだ。しかし、若衆ヒデの一撃で先制の火蓋を切るも、その後押し返されタイマン(PK)勝負の末に敗戦。満身創痍の男たちが辿り着いたのは、千年の時を刻む京の古寺であった――。


~京都市某区・ある古寺~


若頭イナ:「オヤジ面目ねえ。先にタマ(先制点)取っても後が続かんかった上に、最後のタイマン(PK)勝負でカツが外してしもうて。広島に勝って勢いが付いた思うとったんですが、京都の壁はえらい厚かったですわ」


カツ:「オヤジ、この落とし前、頭丸めてお詫びしますけん、許してつかい!」


ミシャ組長:「カツ、顔を上げい。タイマン勝負は時の運じゃ。ありのままを飲み込むんも男の修行よ。のう。それより収穫の方に目を向けようやないか。ヒデ、お前、ようやったのう」


若衆ヒデ:「ヘいっ! 四国の旅(レンタル移籍)からもんて来てようやくカッコつきましたわ。右からねじ込んで、柱(ポスト)に当ててブチ込む。まったくもって狙い通りですわ! これはワシの挨拶代わり、もっともっと暴れますけえ!」


若頭補佐タカ:「おうヒデ、ええ根性じゃ。ワシも今日は、後ろに引っ込んどるだけじゃ我慢できんようになって、敵陣へどんどんカチコミ(攻撃参加)させてもらいました。オヤジ、ワシが前に出ることで、敵の肝を冷やす・・・これからの赤鯱のシノギ(勝ち筋)になると思いますけどのう?」


ミシャ組長:「ほうじゃの。タカ、お前が動けば、相手の組織(バランス)はガタガタになる。その攻めの姿勢こそが、ワシの理想とするカチコミじゃけん。まあ、せいぜい気張ってくれや。けんど、組に不吉な風が吹いとるのも確かよのう」


若頭イナ:「お察しの通りです。森島、リュウジ、タイチの3人がようやくシャバ(ピッチ)に戻って来たと思うたら前のカチコミではテルがタマをくろうて、こないだの稽古場ではヴィニが足をいわしてしもうた。おまけに今日は弾除けのダンが謎の行方不明・・・」


若頭補佐タカ:「ほんで追い打ちをかけるように、今日のカチコミで新婚のユウヤまでが右足をいわして病院送りですわ。
神も仏もありゃせんのかと、若衆たちも震えとりますけん」


ミシャ組長:「(静かにうなづき、山門の向こうを見据える)こんなら、この京都の街を見てみい。応仁の乱で焼かれ、幕末の志士が血を流し、時代がどれほど移り変わろうとも、この街の根っこは千年前から一ミリも動いとらん。京都いうんは、いつの時代も変わらんのんじゃ」


若頭イナ:「変わらん…ですか」


ミシャ組長:「そうじゃ。人が入れ替わり、不運の嵐が吹き荒れても、この寺の石垣はどっしり構えとる。ワシらのカチコミも同じよ。誰が倒れようが、誰がタマを浴びようが、『攻めて、攻めて、攻め抜く』っちゅう魂だけは、絶対に変わっちゃあいけんのんじゃ」


(一同、咲き始めた桜の花を見上げる)


ミシャ組長:「ケガをした奴らが戻ってきた時、ワシらが腑抜けた喧嘩しとったら奴らは泣くぞ。ワシらが目指すんは、いつの時代も変わらん。不変の攻めこそが、赤鯱の真骨頂よ」


若頭イナ:「不変のカチコミ! 腹に沁みましたわ、オヤジ!」


ミシャ組長:「さあ、帰って次の喧嘩の支度じゃ! 斬られても斬られても立ち上がる赤鯱根性、見せてやろやないか!」


若頭イナ:「オヤジ、そんなら映画村で斬られ役の稽古つけてもらいましょか?」


ミシャ組長:「おお、そりゃええのう!」


一同: 「「「ワーハッハッハッハッ!」」」


ナレーション:古都の夕闇を切り裂いて、男たちの笑い声が響き渡った。吹き荒れる逆風の中でも、赤鯱組の魂は決して揺らぐことはない。変わらぬ信念を胸に、彼らは再び血煙舞う鉄火場へとその一歩を踏み出すのである。

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絶好調だった山岸がまさかの負傷退場。
ケガの状況は不明ですが、離脱となればグランパスにとって大きな痛手です。
幸いにも代表ウィークの中断期間に入りますので、チーム状況を立て直し、良い準備をして4月4日のリーグ戦再開を迎えて欲しいところです。




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2026.03.19

J1百年構想リーグWEST第7節 名古屋-広島

■J1百年構想リーグWEST
3/18 豊田スタジアム
名古屋 2-1 広島

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■実録シリーズ
仁義なき百年抗争-西日本死闘編-
エピソード7『代償』

ナレーション:令和8年。赤鯱組は安芸の猛者、紫熊会を雨の豊田で迎え撃った。一進一退の攻防の末に赤鯱組は見事な勝利を収め、彼らの表情には安堵の空気が漂っていたのである。


~組事務所(クラブハウス)の奥座敷(ミーティングルーム)~


若頭イナ:「のう、こんなら、今日のカチコミはエラい真っ当な勝ち方じゃったのう。新婚(山岸)が右足で一発、木村の若造が左足で一発。きっちり狙い通りにタマ(点)獲りおってからに」


プリンス森島:「ほうよほうよ。ワシがチャカ(配球)を捌けば、面白いように前へ回る。相手に押し込まれてタマ(失点)取られても慌てず騒がず、2つ目の獲物(ゴール)を奪いに行く。今までなら『あぁ、もうしまいじゃ』いうて、逆転負けするんが芸風(スタイル)じゃったのに、今日は全員が体を張って押し返しおった。普通すぎて逆に怖いですわ」


若頭補佐のタカ:「ワシなんか木村にタマ(パス)転がした時『あ、これ決まってまうな』って確信しましたけえ。あまりにドンピシャすぎて『これ、ほんまにウチの組か?』いうて目を疑いましたわ」


若頭イナ:「確かにのう! 泥臭い我慢比べを予想しとったのに、終わってみれば『オヤジの教えを守って、しっかり攻めてしっかり守る』。真面目か!お上(Jリーグ運営)に表彰されるような模範的なカチコミじゃったのう」


ミシャ組長:「おいおい、こんならええ加減にせえ。なんか勘違いしとりゃせんか?今の時代は相手をとりさえすれば勝てる時代じゃあないんで。一本筋の通った戦い方、勝ち方を骨の髄まで染み込ませて、それを後の世まで伝えていく。それが本当の強さっちゅうもんじゃ。まぁ、確かにワシも、ここまで理想どおりに勝てると『ちいと早すぎやせんか』とは思うたがの」


若頭イナ:「オヤジすんません。ちょっと調子に乗り過ぎましたけん、勘弁してつかい。そういや、テルとガミがヤラれた(負傷)んを忘れとりました。あいつら大丈夫ですかいのう」


ミシャ組長:「おう、2人が抜けるとかなりの痛手よのう。けんど残った衆でシマを守り抜かないけん。あとはヴィニよ。こんなが外道な一発をブチ込んでくれりゃあ、この組はさらに手が付けられんようになるんじゃがの」


暴れん坊ヴィニ:「ボス、ワカッタ。ツギノ京都デハ、生マレ変ワッタ別人ノヨウニガンバリマス!」


若頭イナ:「京都にいるときゃ忍と呼ばれるってか?!」


一同:「「「ワーーッハッハッハッハ!!」」」


ナレーション:赤鯱組は2つの鮮烈な弾丸で、紫熊会を返り討ちにした。だが、攻守の鍵を握る2人が負傷するという大きな代償もあった。暗雲が立ち込める中、一行は古都・京都へと向かう。天下統一への道は、未だ血の匂いに満ちていた。

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前節は大敗、今節は快勝と振り幅の大きなグランパス。
ミシャ戦術が徐々に浸透しており、攻撃のリズムが良くなっている実感はありますが、決定力の差が結果を左右する展開となっているようにも思います。
その辺の精度をどう高めるかが課題でしょう。
それにしても、原テルと野上が軽傷であることを祈ります。







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2026.03.15

J1百年構想リーグWEST第6節 名古屋-神戸

■J1百年構想リーグWEST
3/14 豊田スタジアム
名古屋 0-3 神戸

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■実録シリーズ
仁義なき百年抗争-西日本死闘編-
エピソード6『覚悟』

ナレーション:令和8年。赤鯱組は新しい親分のもとで大きく姿を変えようとしていた。しかしその変化を試すかのように、神戸組が赤鯱のシマへ乗り込んで来る。神戸組の激しい締め上げと速い返し。そのしたたかな渡世に赤鯱組は敗戦を喫したのであった。

~豊田市内 夜景の見えるインドカレー店~

若頭イナ:「オヤジ…面目ないですわ。神戸の連中の締め上げ(ハイプレス)に、きっちりハメられました。カチコミ始まってすぐ横っ面張られて、流れ持っていかれてしもうて」


弾除けのダン:「ワシがもっと弾除けせにゃいけんかったんですがのう。返し(速攻)がやたら早うて…気ぃついたら事務所(ゴールマウス)ガラ空きにしてしもうて。ほんま、すまんです」


ミシャ組長:「まあ、こんならとりあえずカレーでも食え。冷めるぞ。ワシのカチコミはな、全員での殴り込みじゃけぇ。先に一発食らうんは最初から覚悟の上よ」


若頭補佐タカ:「へい。ただ今回は後ろが、ちぃと無茶でした。ワシとハルヤの2人しかシケバリ(最終ライン)張っとらんかったですけえ、神戸の連中に突っ込まれやすうなっとりました」


若頭イナ:「けんど、そのぶん前は人数かけて殴り込みましたけん。しばらく塀の中(リハビリ)じゃったモリシも、リュウジも、タイチもよう身体張っとりました。けどどうしても最後のタマが入りゃあせんのですわ」


(店内に、重たい沈黙)


ミシャ組長:「イナよ、今日ワシらが、神戸の看板(バイタルエリア)にどんだけドス(決定機)突き立てた思うとるんじゃ?カタギの衆(サポーター)もだいぶ沸いとったじゃろうが。去年までの赤鯱組なら、あそこまでの殴り込みは出来とらん。ワシのやり方が、ようやく身体に染みとる証拠じゃ」


若頭イナ:「確かに。若い衆も、迷わず前へ出とりました」


ミシャ組長:「守りが薄い言うて、ビビって引くか?そんなもん最初から分かっとる話じゃろうが。殴られても前へ出る。タマが外れても、また撃つ。今日の赤鯱組に足らんかったんは技術やない。『覚悟』よ!」


一同:「(涙ぐみながら)か、覚悟・・・オ、オヤジ…!」


ミシャ組長:「カチコミ総当たり戦は、まだ3分の1しか終わっとらん。ここからが本当の仁義なき抗争じゃ。さて、次はどこの組にド派手なタマ撃ち込んでやろうかのう?」


若頭イナ:「あの、オヤジ、次の相手、広島ですけん。ワシらみたいなエセ広島弁のモンがイキり倒して、向こうの本物の広島弁に気圧されたりせんじゃろうかのう…」


(若い衆ざわつく)


ミシャ組長:「イナ、ならこうしようや。次の試合だけは名古屋弁で戦う」


若頭イナ:「え?」


ミシャ組長:「こうじゃ。『でらゴール奪うがや!みんな覚悟してちょう!』言うて突っ込んだらええ」


若頭イナ:「いやそれ、ウチの組のマスコットだがね!」


一同:「「「ワーーッハッハッハッハ!!」」」


ナレーション:神戸組の容赦ない攻撃による敗戦は、赤鯱組にとって決して小さい傷ではなかった。しかし、その傷が深ければ深いほど、彼らの闘志は燃え上がるのである。赤鯱組の天下統一への道のりはまだ始まったばかりなのだ。

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今季初の生観戦して来ました。
まだ少し寒かったですが、試合は熱かったです。

スコア上は大敗とはいえ、それほど悲観はしてないです。
しっかりと攻撃の形が見え、何度もチャンスを作りました。
あとはフィニッシュ!
失点はリスキーな布陣だから仕方ない(仕方なくないけど)。

試合後は豊田市駅Tスクエア最上階のお店で反省カレー。
夜景でしばし敗戦の心を癒しました。




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2026.03.08

J1百年構想リーグWEST第5節 福岡-名古屋

■J1百年構想リーグWEST
3/7 ベスト電器スタジアム
福岡 1-5 名古屋

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■実録シリーズ
仁義なき百年抗争-西日本死闘編-
エピソード5『祝福』

ナレーション:令和8年。福岡のシマに鳴り響いた五発の轟音。それは、赤き軍団による無慈悲なまでの暴力であった。今宵、博多の料亭ではモツ鍋を囲んで赤鯱組の勝利の祝杯が交わされていた。

~博多・中州のモツ鍋店~

ミシャ組長:「こんならようやった。福岡組を文字通り『蜂の巣』にしてやったのう。まあ、相手にタマ(失点)一つくれてやったんは余計じゃったが、それは勉強代として取っときゃええ。それにしても見てみい、このモツのプリプリ具合を。まるで今日のワシらのカチコミのような活きの良さじゃ」


若頭イナ:「(鍋の火力を調整しながら)オヤジ、ワシら組の看板を背負っとる以上、中途半端なカチコミはできませんけん。今日はワシも一発ブチ込ませてもらいました。けんど、今日の一番の功労者はやっぱりお前やな、新婚スナイパーユウヤ!」


新婚スナイパーユウヤ:「カシラ、勘弁してつかあさい。なんや知らんけど嫁をもろうてからこっち、体が勝手に引き金(シュート)を引いてしまうんですわ。それにしても、まさか2つもタマが取れるとは、思うてもみませんでしたけん」


ミシャ組長:「ユウヤ、こんな結婚発表してからエラい顔つきが引き締まったのう。タマ(ゴール)取った時のあの3人目の動き、ありゃあ今までなかった動きじゃ」


新婚スナイパーユウヤ:「へい、福岡は前に世話になっとった組ですけん、多少のやりにくさはあったですけどが、カツの兄弟の援護射撃(クロス)が来た瞬間『あ、これ取ったわ』っちゅう手応えがありました。ちなみに新聞記者には『愛の力』って書いといてつかぁさい言うときました。 嫁がドラマーだけに夫婦そろって『打ち込む』のは仕事ですけん、これからも任してつかい!」


重戦車の木村:「ちょっとちょっと、、ワシを忘れてもろては困ります。去年はタマ1つしか取れんかったワシがもうタマ2つ取ってますけん」


暴れん坊のヴィニ:「ワシモ、エエ仕事ヤッタジャロ? ユウヤガ走ルノ ワカットッタケエ」


カミソリの壮一朗:「ア、アニキらにはまだまだ及ばんけんど、ワシもタマ一つ取りましたけん、褒めてつかいや」


若頭イナ:「おう、ヴィニ、木村、壮一朗、こんならの働きも忘れちょらんど。これだけ各人が仕事を全うすりゃ、5つもタマ取れるんは当然よ」


ミシャ組長:「ええか、こんなら。これでようやく産みの苦しみから解放されたと思うちょるかも知れんが、浮かれとる暇はないぞ。次のカチコミからは神戸、広島、京都ちゅう強敵の三連戦じゃ。ここで上位を固めにゃあ、名古屋の面目が立たんけぇの!」


新婚スナイパーユウヤ:「オヤジ、ワシの『愛の力』を甘く見んでつかあさい。新居の家具代は神戸に勝った勝利給で賄わせてもらいますけん」


若頭イナ:「神戸だけに、楽天ポイントってか?」


一同: 「「「ワーハッハッハッハッ!」」」


ナレーション:宴の終わりは、次なる抗争の始まりを意味していた。不動の若頭、愛に燃えるスナイパー、そして牙を研ぐ若衆たち。赤鯱組を待ち受けるのは、極楽か地獄か。物語は、まだ始まったばかりである。

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ぶっちゃけ福岡の調子がドン底なのに助けられた感はありました。
次節からの3連戦でミシャ・サッカーの神髄が試されると言っても過言ではないでしょう。
百年構想リーグ、面白くなって来ました。





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2026.03.02

J1百年構想リーグWEST第4節 岡山-名古屋

■J1百年構想リーグWEST
3/1 JFE晴れの国スタジアム
岡山 1(5PK4)1名古屋

■実録シリーズ
仁義なき百年抗争-西日本死闘編-
エピソード4『弾丸』

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ナレーション:令和8年。赤鯱組は岡山で手痛い敗戦を喫した。その帰路、山陽道を走る大型バスの車内の空気はキビダンゴよりも重く、エンジン音だけが虚しく響いていた。

~赤鯱組・移動バス車内~

若頭イナ:「うぬう。岡山までカチコミに行って、桃太郎のガキに一杯食わされたわ。桃狩りに行って渋柿食わされとったら世話ないのう」


弾除けのダン:「すまねえカシラ、けど、わしら後ろにおるモンがどれだけガラ張って跳ね返しても、前の方でもう二発、三発ブチ込んでくれにゃあ、結局はタイマン勝負(PK戦)に持ち込まれて、エラい往生しますわ。そう思わんかユウヤ?」


スナイパーのユウヤ:「それはすまんのう。けんど、ようやくワシのチャカも一発火を噴いたとこですけえ、まあ見とってつかいや。これからは一発しか打てんピストルやのうて、100連発のマシンガンで山ピースを山脈にしちゃりますわ」


暴れん坊のヴィニ:「カシラ! モットモットモットモット ワタシニ タマ(パス)クダサイ! ユウヤ ガ マシンガンナラ、ワタシハ バズーカ砲ネ。敵ノ兵隊マトメテ吹ッ飛バシテヤルヨ!」


若頭イナ:「ユウヤ、ヴィニ、こんならの意気込みはよう分かる。けんど、これは組全体の問題なんじゃ。カチコミ(試合)4回でタマ(得点)3つしか取れんとは、攻撃的シノギの看板を上げる組の若頭として、わしゃ責任を感じとるんじゃ」


若頭補佐タカ:「わしも同じ思いですワ。わしとカシラでなんぼ準備整えても、誰が殴り込みの号令かけるんか分からん状態ですけえ。もし、それをわしにやれえ言うんやったら、わしゃなんぼでもやっちゃりますけんど」


ミシャ組長:「イナ、タカ、そう急くな。渋柿を食うたんは、まだ『熟しとらん』だけのことじゃ。やっとることは間違っとりゃせん。ただ、ほんの少し引き金が重いだけのことよ。ここで迷うて、自分らの魂(スタイル)を捨てることが一番の敗北よ。わしは一歩も引く気はないけえ」


若頭イナ:「(涙ぐみながら)オ、オヤジ(監督)・・・」


ミシャ組長:「今は我慢の時じゃ。弾丸は、溜めれば溜めるほど放たれた時の威力が増す。名古屋に戻ったら、全員もう一度シノギ(戦術)の極意を体に叩き込むぞ。次は福岡組の奴らに、わしらのぶっ放すタマぎょうさん食らわしたろやないかい」


若頭イナ:「おう、福岡だけに蜂の巣にしたりましょうや!」


一同: 「「「ワーハッハッハッハッ!」」」


ナレーション:夜のハイウェイを突き進むバス。その車内には、もはや沈滞した空気はない。あるのは、自分たちの流儀を信じ戦い抜く覚悟と、親分(監督)への揺るぎない忠義だけだった。


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山岸のゴールシーンは完璧でした。
ミシャサッカーの基礎は出来ているように思います。
あとは再現性と頻度、そして決定力を高めること。
もっとも、それが一番難しいのですが。





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2026.02.22

J1百年構想リーグWEST第3節 名古屋-長崎

■J1百年構想リーグWEST
2/21 豊田スタジアム
名古屋 1-3 長崎

■実録シリーズ
仁義なき百年抗争-西日本死闘編-
エピソード3『初黒星』

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ナレーション:令和8年。ミシャ組長率いる赤鯱組は本拠地に長崎を迎えたが、あえなく敗北を喫した。連勝が止まった夜、組の奥座敷で反省会が行われたのであった。

~赤鯱組 奥座敷(ミーティングルーム)~

若頭イナ:「オヤジ(監督)、申し訳ねえ。長崎の新参者(昇格組)に手痛い一撃喰らわされましたわ。組の看板(連勝)に泥を塗ってしもうてすまんです。のう、タカ」


若頭補佐タカ:「ほうよ、ホンマ情けない話ですわ。ワシら2人(ダブルボランチ)の動き、完全に長崎に読まれとりました。もしかして3戦目でもう赤鯱組攻略の回状(対策)が回っとるんじゃないでしょうか?」


鉄砲玉の浅野:「ワシが最後に一発タマ(ゴール)ブチ込んで、くらしあげちゃったんですが、その後すぐまたタマ(ゴール)取られて・・・ほんま詰めが甘かったですわ」


ミシャ組長:「まあ、こんなら面を上げぇ。ワシら古参(オリテン)同士のええとこ見せ合うカチコミ(サッカー)なら負けやせんが、下から這い上がってきた組の必死さにゃあ食われてしまうの。狙われるモンより、狙うモンのほうが強いんじゃ。けどの、タマ(ゴール)三つ取られた言うてが、看板(内容)で負けとったわけじゃあないけん。ワシらのシノギ(戦術)は間違っとらん。赤鯱組がてっぺん(タイトル)獲るための、ええ薬になったわい。次は、倍にして返してやるけぇの!」


若頭イナ: 「オヤジ! 次は岡山のシマへ殴り込んで、桃太郎のガキボコボコにしてやりますけぇ!」


ミシャ組長: 「おう。岡山に負けて泣き言抜かしたら、こんならのケツを桃みたいに真っ二つに割ってくれちゃるんど!」


若頭イナ: 「オヤジ、ケツは元から割れとりますわ!」


一同: 「「「ワーハッハッハッハッ!」」」


ナレーション:こうして赤鯱組の岡山戦に向けた作戦会議は深夜まで続いたのであった。

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3-1の点差ほど悪い内容ではありませんでした。
しかし、だからこそ決めたかったですね。
とはいえ新生グランパスは船出をしたばかり。
勝ち負けはあって当然。
切り替えて次です!次!




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2026.02.16

J1百年構想リーグWEST第2節 G大阪-名古屋

■J1百年構想リーグWEST
2/15 パナソニックスタジアム吹田
G大阪 0(2PK3)0 名古屋

■実録シリーズ
仁義なき百年抗争-西日本死闘編-
エピソード2『守護神』

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ナレーション:令和8年。関西の宿敵「青黒組」との死闘を制した赤鯱組は、西日本トップの座にあとわずかまで肉薄していた。ミシャ組長は激しい戦いを終えた組員らの労をねぎらうため、つかの間の宴を催したのであった。


~名古屋某所の高級料亭「コアラの間」~


若頭イナ:「オヤジ(監督)、正直言うてワシらも今回のカチコミには納得しとらんのですけえ。今は組のシノギ(戦術)をガラリと変えとる最中ですけん、こがいな不細工な喧嘩にもなりますわ。じゃけんど最後のタイマン勝負(PK戦)でタマ(勝ち点)2つ取れたんは大きな収穫じゃったと思うとります」


ミシャ組長: 「おう、青黒組もブツ(ゴール)をガサ入れ(VAR)で没収された挙句、兵隊を使い切ったあとにケガ人が出るとはちいと運がなかったの。けんど、そがいな敵の不運を遠慮のう突き刺して、キッチリ息の根を止めるんが勝負いうもんじゃ。気を緩めたらこっちが食われる。よう覚えとけよ」


若頭イナ:「へい、おっしゃる通りです。その代わりいうたらなんですが、このダンが、タイマン勝負(PK戦)の土壇場でやってくれよりました。情もクソもありゃあせん冷徹な弾き返し。ありゃまさに匠の仕事、ベテラン弾除けの熟練の技ですわ」


弾除けのダン:「カシラ、そがいに褒めんでつかあさい。ワシはただ体が勝手に動いただけですけん」


ミシャ組長:「ダンよ、えろう大儀じゃった。こんなには、この『金鯱バッジ』を授けるけえ。これはの、組のために身体を張ったもんにしか許されん、特別な代紋(エンブレム)じゃ。今日から、こんなは赤鯱組の看板を背負うて立つ男になるんじゃ。ええの?」


弾除けのダン:「オヤジさん(監督)、長いことケガで養生しとった分、飛んでくる弾(シュート)は、ぜーんぶこの腕一本で弾き返してみせますけえ。ワシが後ろにおる限り、赤鯱のシマ(ゴール)は指一本触れさせやしません」


ミシャ組長:「ええ覚悟じゃ。 おう、お前ら見とけ! これが命を張る男の面構えよ!」


ピサノ:「ダンの兄貴!オレも、いつか必ず兄貴を追い越してみせますけん! 見ちょってください!」


ミシャ組長:「おお、ピサ、ええ根性しとる! どいつもこいつも、頼もしい若衆ばっかりでワシャ幸せもんじゃ。よし、イナ! ダンのために一番ええ酒をもう一本開けえ。次のカチコミは、タイマン抜きのハジキ倒し(90分勝利)で勝っちゃろやないか!」


若衆一同:「おおおおおおう!!!」


ナレーション:こうして、弾除けのダンことシュミット・ダニエルは、名実ともに「赤鯱組・守護神」の座へと就いた。その胸に輝く金色のバッジは、敵対する全ての組織にとって、避けることのできない『絶望の壁』となったのである。

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この試合、守りで光ったのがシュミット・ダニエルなら、攻撃で印象に残ったのは10本近くのシュートを放ったヴィニシウスでしょうか。
ゴールこそありませんでしたが、ボールの集まり方からして彼が覚醒すればJ1での得点王も夢ではないでしょう。
なんなら今年中に海外に目を付けられないか心配、まであります。

次節は攻撃陣の奮起に期待して、豊スタに数多くのゴールの花火が上がることを願います。




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2026.02.09

J1百年構想リーグWEST第1節 名古屋-清水

■J1百年構想リーグWEST
2/8 豊田スタジアム
名古屋 1-0 清水

■実録シリーズ
仁義なき百年抗争-西日本死闘編-
エピソード1『初陣』

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ナレーション:令和8年早春。 豊田のシマ(スタジアム)を真っ赤に染め上げたのは、仁義なき開幕戦の号砲であった。
新たに赤鯱組の看板を背負ったミシャ組長率いる精鋭たちは、敵対する清水組を返り討ちにし、その首級を挙げたのである。

~興奮冷めやらぬ控え室(ロッカールーム)~

ミシャ組長: 「おんどれら、ようやりおったな。ワシがこの赤鯱組の代紋背負うて最初の仕事、見事な白星で飾ってくれるとはのう。ブラボーじゃ!」


若頭イナ: 「一家(ファミリー)の新たな道を示すオヤジ(監督)の大事な初陣ですけぇ。きっちりケジメつけさせてもらいましたわ」


ミシャ組長: 「ほうか、ほうか。それにしても、おんどれら、ええ度胸しちょるわ。後半14分にぶち込んだあのタマ(ゴール)、ありゃあ一人じゃできん芸当じゃ。ハルヤ、お前から始まったんじゃろうが」


ハルヤ:「へい。敵陣のど真ん中に隙があって、ユウヤの兄貴が動くのが見えたんで。身体が勝手に反応しましたわ。迷わずトリガー(パス)引かせてもらいました」


ユウヤ: 「いんや、ワシはただ、後ろからカツの野郎がカチコミかける足音が聞こえたけぇ。ワンタッチで敵の裏へ転がしただけよ。後の始末はカツに任せたわ。のう、カツ?」


カツ:「ユウヤの兄貴のパスがええ塩梅だったけぇ。ワシぁ、死ぬ気で走って最高のブツ(クロス)を放り込むことだけ考えましたわ。あとは木村、おんどれが仕留めるだけじゃったのう」


木村:「ほうよ!カツの兄貴がええ突っ込みしてくれたけえ、ワシゃあ、サツ(審判)の旗(オフサイド)が上がらんギリギリまで我慢して、左足でトドメを刺してやりましたわ!ガサ入れ(VAR)が入って揉めたんは往生しましたけんど、なんとかカッコつけさせてもらいました」


ミシャ組長: 「おう、沖縄の寄せ場(キャンプ)で何度もシゴいた通りのハジき方(攻撃)じゃった。3万8000人の身内(観客)の前で、皆ええカッコしおってからに。ワシも親分冥利につきるわい。新入りのミネもヴィニも、愛媛の旅からもんて来た甲田も、ケガ上がりのダニーもよう気張ってくれた。ええ子分に恵まれて、ワシャ幸せもんじゃ。のう?」


若頭イナ:「オヤジ、頭上げてください。心配なんは足の筋いわしたリュウジですが、奴にはゆっくり養生するよう言うておきました。穴は、ワシらで埋めてみせますけぇ」


ミシャ組長:「ほうか。長いこと冷や飯を食う(下位低迷)ちょった赤鯱組も、ようやくええ船出ができたのう。ええか、おんどれら!抗争はまだ始まったばかりじゃ!このまま全勝で駆け抜けちゃるけえ、気合入れ直せよ!」


組員全員:「おおおおう!!!」


ナレーション: その夜、豊田の街には、赤鯱組の代紋(エンブレム)を掲げた若い衆の勝ち鬨が、寒風を切り裂いていつまでも響き渡ったという。
しかし、血で血を洗う「百年抗争」の火蓋は、まだ落とされたばかりなのであった。

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グランパスはわずか4週間の準備期間にしては予想以上の内容でした。
1-0で終わるのがもったいないくらい多くのチャンスがありましたので、これから決定機の精度をあげていけば全勝も夢ではありません。

次節はミシャ・グランパスにとって初の敵地、ガンバ大阪に殴り込みです。




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