J1百年構想リーグPOラウンド 第2戦 町田-名古屋
■J1百年構想リーグ プレーオフラウンド 第2戦
6/6 町田GIONスタジアム
町田 2-1(合計4-3) 名古屋
実録シリーズ
新・仁義なき100年抗争~日本統一編~
エピソード2(最終回)「家族」
ナレーション:令和8年、半年間に渡る激動のシーズンが幕を閉じた。本能のままリスクを恐れず、前のめりに走り抜けた赤鯱の男たち。静まり返った漆黒のピッチで、彼らは長い夢から目を覚まそうとしていた。
~静寂に包まれた町田GIONスタジアムのピッチ~
ミシャ(ペトロビッチ監督):「みんな、本当にお疲れ様ネ。いいゲームだったヨ」
若頭補佐タカ:「オジキ、すまんです。タイマン勝負(PK)でヘタ打って、おまけに破門(退場)まで食らって。この落とし前どう付けたらええもんやら」
リュウジ:「タカ、気にせんでええ。カタギの衆(サポーター)もワシらを責めやせんかった。みんな誇らしげにワシらの代紋を掲げとった」
ミシャ:「当然ネ。ワタシいつも言ってるネ。フットボールは『ファミリー』ね。選手もサポーターも、同じ血を分けた家族ネ」
シャチ公:「そういえばウチのチーム、何年も前から応援してくれとるみんなを『グランパス・ファミリー』て呼んどるんだわ」
若頭補佐タカ:「ファミリーのう。おかしな話じゃ。ワシらも血の繋がりもありゃあせん他人同士がオヤジ、アニキと呼び合い、『一家』と名乗って、同じ代紋の下で仲間のために命を張っとる」
重戦車の木村:「ほんまですわ。横文字で『ファミリー』言うたらこそばいけんど、根っこにあるモンは、ワシらの言う『一家』と何一つ変わらんですの」
シャチ公:「カタギの衆、いやサポーターのみんなだって同じだて。全国どこへでも遠征して、勝てば心の底から喜んで、負ければ本気で涙を流す。見返りがあるわけでもにゃあのにそんなこと、実の家族でもなかなかできせんわ」
プリンス森島:「あの、50年前の1976年から来た先代の組長が、ワシらを『赤鯱組』って呼んで担ぎ上げたのも、このチームが最初からそんな熱い『一家』の絆で結ばれとるのを見抜いとったからかもしれんの」
(一人の男がピッチの闇から、しっかりとした足取りで歩いてくる)
若頭イナ:「おう。その通りじゃ」
若頭補佐タカ:「イナの兄貴! 足はもうええんですか!?」
若頭イナ:「心配かけたな。ところで、こんなら、自分の姿をよう見てみぃ」
(選手全員、自分の姿を見てハッとする)
若頭イナ:「こんならの着とるんはユニホームじゃ。足元はボールを蹴るためのスパイクじゃ。ドスなんか誰も持っとらん。昭和の銀幕の長い夢から、そろそろ目を覚ます時が来たのう。ワシらは、サッカー選手じゃ」
重戦車の木村:「…あ。俺達、サッカー選手だ」
若頭補佐タカ:「ハハッ、そうだった。俺達はずっと、あの熱気にあてられていたのかも知れん」
若頭イナ:「だけど、あのオヤジが俺達に植え付けてくれた熱い魂だけは、本物だ。お互いのためにすべてを賭けるあの『一家の絆』を、俺は絶対に忘れはせん」
(シャチ公が鈍く光る金バッジを取り出し、イナの手のひらに乗せる)
シャチ公:「イナ。これ、先代が時空の隙間に消えるとき、おみゃあさんに渡してくれって残していったんだわ」
稲垣:「せ、先代・・・。ありがとう。この魂をキャプテンマークに変えて、これからの50年を戦います」
ミシャ:「オー! 素晴らしいネ! 若頭、いやキャプテンのあなたに、これからもチームを任せるネ! 素晴らしいフットボールで、この『ファミリー』を笑顔にするネ!」
稲垣:「任せときんさい監督。新しいシーズン、ファミリーに最高の夢を見せてやりますけん」
高嶺:「カシラ、まだ広島弁が抜けてないっすよ」
稲垣:「お前こそ、カシラてなんじゃい」
和泉:「まあまあ、それだけ先代が俺達を熱くしてくれたってことですわ」
木村:「本当に、最高のオヤジだった」
稲垣:「おう。帰って、冷やいビールでも飲もうや!」
一同:「「「「「「ワーッハッハッハッハッハ」」」」」
ナレーション:『一家』と『ファミリー』。同じエンブレムのためにすべてを賭けるその魂は、この地で一つとなった。先代が遺した情熱は、形を変え、笑いと歓喜に満ちた未来へと受け継がれていく。そして、どれだけ時がたとうとも、仲間のため、家族のためにすべてを賭ける我々の絆は、永遠に変わらない。
新・仁義なき100年抗争~日本統一編~ 完
※この物語はフィクションです。
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百年構想リーグ終了。
ミシャ監督から見た選手の個性や持ち味、チームのポテンシャルの確認、その他グランパスで出来ることと今後に向け必要なこと。
それらの見極めの期間としては有意義なハーフシーズンだったのではないでしょうか。
ここから約2ヶ月のシーズンオフ。
8月の開幕までチームもサポーターも良い準備をしましょう。
その前にFIFAワールドカップ。
いよいよ始まります!


















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