J1第5節 vs.FC東京(その2)
思うに、マルケス1トップの奇策フォーメーションが意外にも功を奏したのもあるが、一番のポイントはFC東京が相手を殺しに来るチームではなく、自分の持ち味を生かして殴り合いを挑んでくるチームだったからだろう。
お互いに良いところを見せ合うゲームになると、ちょっとしたメンタルな要素が如実にプレイに出るものだ。その意味で、この試合は本当に楢崎のPKセーブがモノを言った試合だった。
雰囲気勝負がたまーにいい方向に転がると、妙にイキイキしてくるのが名古屋の殿様サッカー。後半になって突然動きの質が落ちたFC東京のユルユルな中盤で、ボールを回しながら選手全員がノリノリになって来る。こういうお調子者なところも名古屋の魅力のひとつw。
で、問題は次の川崎戦ですよ。またマルケス1トップ?
名古屋の前線の破壊力は過大評価される傾向にあるので、守備的に来られるとちょっと苦戦かもしれない。
いっそ川崎が前節の6得点に気を良くして、ガンガン攻めて来ていただくと非常にありがたい。
あとは、2000年等々力のリベンジに燃える楢崎のネ申化にも期待したいところだ。
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