モーニング・グローリー/オアシス
いつも選手入場時に歌っていて、今季から1コーラスまるごと歌詞がついた応援歌(♪オ~名古屋の~誇りを~♪)の元歌、「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」を演奏しているのは言わずと知れたイギリスのオアシスというバンドです。
オアシスは90年代というロック不毛の時代に、印象的なメロディとエッジの効いたギターサウンドでシーンに登場。何者にも媚びず、何者にも縛られない奔放な姿勢が受け、音楽だけでなくライフスタイルにも大きな影響を与え、「90年代のビートルズ」(スゴイのか安いのかどっちなんだ)とまで呼ばれました。
中心メンバーであるギャラガー兄弟はプレミアのマンチェスター・シティの熱狂的なファンとしても有名で、シティが負けた翌日には明らかにライブのテンションが低かったり、マンUのTシャツを着たお客さんに蹴りを入れたりする恐いお兄さん達です。
その反面、シティのクラブハウスにレストランを寄贈するなど経営面でも協力し、好きなチームを金銭的にバックアップすることで自分達の成功を実感する成金殊勝な一面も持っています。
英国人ミュージシャンにはサッカーファンが多いとは言え、サポーター活動を彼らほど本業に持ち込むミュージシャンも珍しいのではないでしょうか。 で、その「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」を収録したのがこの「モーニング・グローリー」というアルバム。 |
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コメント
こちらでは初めまして。
お絵かき掲示板にお邪魔してるなかゆです。
海外アーティストではないですが、東京スカパラダイスオーケストラは2002年W杯の際一部メンバーの「サッカー見に行くから」という理由で6月はオフだったそうです。
スカパーのFoot!のテーマソングを作った堂島孝平氏はスカパラとはお友達ですが、彼は「自分も休みたい」と言ったら事務所に却下されたそうです。
あと、GOING UNDER GROUNDのギターの方が浦和のファンで、昨年の名古屋x浦和@豊スタの日に名古屋でライブがあり、MCで「えー、名古屋のみなさん、おめでとうございます」と言ってたとか。
投稿: なかゆ | 2005.04.05 00:00
オアシスは今年の8月、サマーソニックで来日しますね。生で「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」を聴けるチャンスかもしれませんね。
投稿: みさ | 2005.04.05 00:13
元ナンバーガールのアヒト・イナザワさんは富士ロックフェスティバルでどーどーとアビスパユニフォームでドラム叩いてました。漢。
わりとアビスパファンの芸能人はみんな見境無いです。
投稿: アイカ | 2005.04.05 10:16
エルトン・ジョンってサッカークラブのオーナーだったような気が。俺脳内捏造かもしれないですけど。
グランパスが好きなアーティストっていないすかねえ。忌野清志郎(字違?)や清春(字違?)がドラキチってのは有名ですけど。
投稿: RINGO | 2005.04.05 21:07
ドントルックバックインアンガーは、丸々歌えますが、グラの替え歌は、歌詞が覚えられません。
投稿: shin1san | 2005.04.05 22:54
ああなつかしい、「morning glory」。
当時、こわいもんなしの私はこのジャケットの撮影場所を探しに、わざわざロンドンにまで行きましたよ。
グラ、センスいい替え歌じゃないですか!
サッカー好きといえば、ocean colour sceneというイギリスのバンドが、
数年前のサマソニで日本代表のユニフォームを着てステージに立ってくれてましたよ~。
投稿: たきろう | 2005.04.09 06:22
なんだ~
何かオチがあると思って期待したのに、
ただのOasisの宣伝?
純喫茶には不似合いの記事で
ちょっと残念…
Oasisの替え歌、ちょとはずかしい
フランス国家の替え歌ももっとはずかしいけど
(音楽自体は悪くないんだけど)
投稿: kentasista | 2005.04.13 00:27
このアルバムは良かったと思う。正直このアルバム以降は質が落ちてると思う。あとライブDVDみたが弟ギター下手杉。
投稿: CAPA | 2005.05.17 17:06
申し訳ないが、歌を歌ってるのが弟でギターを弾いてるのが兄です。
眉毛兄弟の新譜はみんな買ってやれよ。
ドラムがリンゴ・スターの息子のザック・スターキーだからそれだけでも「買い」だよ。
サマソニはみんな名古屋のレプリカ着用で、替え歌の大合唱を期待してますよ。
投稿: 新堀ギターウルフ | 2005.05.24 09:44
なんかすぐに「外のもの」に頼るのって、名古屋体質なんでしょうかね?
「名古屋」というキーワードでなんかいい曲ってなかったのかなぁ?
名古屋出身のアーチストの曲とかを検討をするテーブルにのっけることなく、誰もしらない(少なくとも名古屋のゴール裏ではoasisのライブに行ったことのある人は片手で数えられるはず)アーチストの曲をなんの躊躇もなしに「あんせむ・おぶ・名古屋」なんてタイトルまでつけるのってちょっとなぁ?って思うよ。
投稿: 新堀ギターウルフ | 2005.05.30 05:23
テーブルに乗ったも乗らないも、躊躇するもしないも、そんな一方的にバイアスのかかったことを急に書かれても困るんですが。
そもそもこのエントリではそんな趣旨のことには触れていないつもりなんですけども?
なので返事する必要はないかとも思ったのですが、一応書いておきます。
音楽に詳しかったりこだわる人の中には、自己と楽曲の由来とか関連性をことさらピュアに求められる方が多いですが、そういった「地元に関連した歌」だとか「地元出身のアーティスト」だとかの考え方は、サッカーの応援歌においては楽曲をチョイスする上での「選択肢の一つ」に過ぎないと思います。
例えば世界で最も有名な応援歌、リバプールの「You'll never walk alone」は元々アメリカ映画の主題歌で、本来リバプールとは何の関係もない曲です。
マンチェスター・シティのサポーターはアフリカ系アメリカ人の聖歌である「聖者の行進」を歌います。(これは映画「リトル・ストライカー」の中で見れます)
なぜそんな、一見縁もゆかりもない歌が応援歌として定着するのでしょうか?
応援歌とはある日スタジアムで誰かが歌いはじめて広がり、やがて周囲の支持を得たものが残っていくのです。
それらが残るポイントはメロディの覚えやすさであったり、歌っている時の気持ち良さであったり、気持ちを代弁したものであったり、単純なカッコよさだったり、外国への憧れであったり、好きなアーチストの曲だったり、地元に関連したものだったり、パクリだったり(笑)、その他、理由は歌によって、歌う人によって様々です。
そういった雑多でカオシックなエネルギーの上にスタジアムやらゴール裏は成り立っていると思うわけです。
その辺の空気を踏まえてもなお、名古屋に関係ない歌はダメ、と否定するのでしたら残念ながらこれ以上の議論は無駄です。
ちなみに名古屋というキーワードで曲を選んだら全部つぼイノリオになります。(それはそれで面白い)
投稿: Gontallo | 2005.05.30 22:03
一方的な意見で申し訳なかったです。
別に決めつけているつもりもないのですが、あの曲を躊躇もなくアンセムオブ名古屋とするのはちょっとなぁと思った次第ですよ。
例えば、oasisが初来日した時に世界初のアンコールやったのは名古屋ということになっている?という縁とゆかりはあるけど、そんなネタを知っている人は今のゴール裏にはいないだろうし。
ただ、一人だけ知っている人がいるけど、彼は洋楽なんか興味がないのに、弟のリアムがマンチェスターシチーの元フーリガンもどきという一点でoasisのライブに行くようになった人だからなぁ?
確かにGontalloさんの↑の文章の内容はそうだと理解できますし・・・
名古屋のサポーターの色んなレベルでこんな話が飛び交った挙げ句の上で、みんなであの歌を歌ってるならそりゃ納得しますよ。
あと、最後にオチをつけていただきありがとうござます。
個人的には「やっとかめ」をユルネバの如く歌えるようなゴール裏を形成したいのでw
投稿: 新堀ギターウルフ | 2005.06.02 07:44