11/12 埼玉スタジアム
大宮 3-2 名古屋
鈍行のこだまで降格の厳しさを味わい、自らに危機感を植え付けるつもりだったのだが、すまん、のぞみに乗ってしまった。
埼スタではメニューの豊富さとバイトの可愛いお姉さん軍団に負け、暴飲暴食の享楽的な行動に走ってしまった。
やはり世の中、楽な道を選ぶと良い結果は得られない。
試合は3-2というパッと見では熱戦っぽいスコアからは程遠い、お寒い内容だった。そもそも残留をかけて熾烈な熱戦、などが出来るくらいなら元々こんな順位にはいない。
とりわけ名古屋の攻撃の「恐く無さ度」は尋常ではない。見ていて泣けてきた。
この試合での決定的なターニング・ポイントは、前半のクライトン負傷交代ではないだろうか。
ここで中田監督がとったのは、(戦況に沿った戦術的交代ならまだしも)アクシデントによる負傷交代で、公式戦初出場のFW鴨川をピッチに送り出すという、あまりにも不可解な采配。ベンチにはキープ力のある本田、突破力のある杉本がいるにも関わらず。
これでは、まるで監督自らがゲームプランを壊したと思われても仕方がない。中田監督の混乱ぶりと迷走ぶりを実感せざるを得ない。
さすがにもう限界・・・?
ネルシーニョを解任した時の理論からいけば、中田監督の現状はとっくに解任されてしかるべきだろうが、フロントの立場を考えるとそれは絶対にやらないだろうし、仮に解任したところで今から新監督の就任はかなり困難。
リーグ戦10試合を残して消化試合宣言、安易な人事で中田コーチを監督に祭り上げ、安穏と来季の構想にうつつを抜かしたツケが順当に回ってきた。
浪費した時間はもうどんなに後悔しても帰って来ない。
・・・とか何とか、今さら愚痴や文句を言っても始まらない。
試合後、不甲斐ない試合でもブーイングをしなかったのは、この危機的事態を他人事にはしたくなかったからだ。
選手が整列して頭を下げた時、思わず拍手をしたのは、うつむく顔を上げさせて次の試合へと向わせたかったからだ。
ありきたりな言葉だが、今は「信じる」しかない。
残り4試合。
おまえらとりあえず走れよ!
13 名古屋 35
14 大 宮 34
15 清 水 32
――――――――
16 柏 31
――――――――
17 東京ヴ 26
18 神 戸 21
柏との勝ち点差4。
今の名古屋じゃ入れ替え戦なんて絶対無理!無理!無理!
勝ち負けを気にせず気楽に応援できるのが中位力・名古屋のチャームポイントだったのになあ・・・。
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