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2006.04.09

J1第7節 vs.京都

4/8 豊田スタジアム
名古屋 1-1 京都

四月だというのに何だ何だこの寒さは。
満開の桜に吹き付ける強風は、豊田スタジアムの中まで容赦なく吹き込む。
今日はグランパス営業部入魂の玉田圭司デーであったが、ここ数日の寒さにやられたのか当の玉田が風邪で欠場してしまった。

「玉田のいない玉田デー」は、そのまま「FWのいないグランパスデー」として試合にキッチリ反映される。
豊田、鴨川は怪我のためベンチ外。唯一といって良い好材料は藤田のスタメン復帰。
こういう時こそ当サイトが提唱している「藤田FW案」を採用して欲しいのだが、やはり中盤のバランサーとしてゲーム管理に忙殺される役回り(後半はやや前に出ていたが)。
藤田の攻撃センス、運動量が守備に費やされるのは本当にもったいない。この試合のように攻撃のコマが不足しているのなら尚更だ。

終わってみれば、決定力のあるFWが一人いれば(決して楽ではないが)勝てた試合だったと思う。試合内容は決して悪くなかった。失点よりも決定機を逸し続け、追加点を奪えなかったのが痛かった。
ここまでDr.フェルフォーセンは試合ごとに戦術を練り、布陣を変える(変えざるを得ない)現実的な姿勢で試合に臨んで来た。しかし、いくらお膳立てに苦慮しても実際にボールを蹴り、得点を決めるべきは選手だ。
最も玉田が必要とされる試合展開で玉田がいない。
奇しくも玉田の不在を痛感させ、存在感を改めて思い知らされるという、逆説的で皮肉な「玉田デー」となってしまった。

シーズン前から予想されていた、FWの軸が玉田一人という危惧が早くも表面化した。若手FWの成長やら頑張りに期待もするが、ここはもうW杯後のフロントの頑張りに期待するしかあるまい。何とか獲得資金をやりくりしておいてくれ。
何なら居るのか居ないのか分からない某外国人を売却し(自粛)

試合後に見た黄砂に包まれた豊田スタジアムが、おぼろげで儚げなグランパスの今の姿とダブって見えたのは、決して管理人一人だけではなかろう。

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コメント

「ピクシーが試合生観戦すると勝てまちぇん」伝説、絶賛継続中(涙)

投稿: サンちゃん | 2006.04.10 00:17

中日が負けてたからグラは勝つと思ってたけどそんなジンクスなんか関係ないほどよわいのか?

投稿: 勝丼 | 2006.04.10 18:58

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