「お兄ちゃん!!!
カワブチのヤローマジムカつくわね!
ベストメンバーがどうのこうのって、勝手にサポーターの代弁者きどり。
あの犬飼ってオッサンも何者?
私、犬よりネコのほうが好きよ!!
プンスカ!!」
「まあ、あのオッサンどもの物言いは確かにムカツクが、ベストメンバー規定は必要だと思うぞ。
なぜなら、川崎が過密日程で選手を入替えたのは、あくまで良心にのっとって、最大限の努力をした上で行われたから、サポーターが支持したんだ。
逆に言えば、ベストメンバー規定がもしなければ、試合ボイコットに近い、サポーターが支持できない主力の入れ替えに対して、規制するものが全くないということなんだよ?
リーグやカップ戦の理不尽な切捨てはもちろん、クラブやフロント側の非戦術的な都合や、主力のワガママで無意味にメンバーをいじった試合が行われれば、それこそがサポーターへの裏切りだ。
繰り返すが、川崎の柏戦でのメンバー入替えがサポーターに支持されたのは、あくまで紳士的で良心的な判断であるからこそ支持されたんだ。
一方で、悪意を持った非紳士的で理不尽な主力の温存、メンバーの入替えというのは必ず存在する。それを阻止するのが本来のベストメンバー規定のあり方じゃないのかな??
協会のお偉いさんを含め、その辺を見誤ってはいけないと思うぞ。
あと、おれシャチ星人な」
「お兄ちゃん!
目つきが悪いクセにいいこと言うわね!
確かにお客さんを喜ばせるのがプロスポーツである以上、ベストで望むのは当然だわ。
たまに耳にする、負けてもいいから若手を試合で育成、なんていうオタメゴカシもチャンチャラおかしいと前から思ってたし。
大事なのは試合に対して真摯に取り組み、良心にのっとって臨んでいるかどうかよね。
そのへんがサポーターにしっかり伝われば、川崎サポーターならずとも納得できると思うの。
ベストメンバー規定は杓子定規な法律ではなく、紳士協定であるべきだわ。
でもまあ、totoとかスポンサーさんのご機嫌とか、Jリーグも創設時ほど純真ではなくなって来たっていう側面もあるでしょうけど・・・。難しいところね。
って、なんでこれが清水戦の前の会話なの?」
「グララさん!
よくぞ聞いてくれた。
明日の清水戦では、ヨンセンと増川が復帰するという噂だから、二人の復帰を願って、ベストメンバー規定ならぬ、
ベストメンバー来て~~~~~!
ってところなんだなこれが」
「聞いて損したわ」
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