J2第11節 名古屋-京都
GWらしい晴天。まさにサッカー日和。
詰めかけたお客さん実に36,755人。
ほぼ満員で喜ばしい事だけど、僕は程々に余裕のあるスタジアムが好きですw
試合の方は両チームともイマイチ決め手を欠いてドローやむなしといったところ。
グランパスに関しては前節・群馬戦の負傷で戦線を離脱した、永井と内田の不在がそのまま響いた試合となりました。
■永井の不在
ボール保持と細かいパスのつなぎにこだわってミスを連発するグランパス。
チャンスでのクロスの精度も悪く、京都のプレス以前に自滅に近い感じです。
唯一、奮闘する玉ちゃんの独力だけではいかんともし難く、硬直した時間が過ぎます。
このような展開では、永井の持ち味である思い切りのいい走り込みと、野生的なプレー選択で戦局を変える打開力が欲しいところ。
結局、後半に投入された杉本が果敢にアタックを繰り返してシモビッチの劇的な同点弾を呼び込んだワケですが、彼はスタメンでも良かったかも知れません(結果論です)。
■内田の不在
内田の場合、細かい事はさておき「内田ならなんとかしてくれるんじゃないか?」という根拠のない安心感がキモです。
実際これまでなんとかなって来ました。
守備陣は京都の攻撃に対し必要以上に安定感を欠き、(失点のきっかけともなった)危険な位置でFKを与えるファールの連発は内田の不在と無関係ではないでしょう。
FKも蹴れて、いざとなったら点も取れる。
いなくなって分かる内田のありがたさを痛感しました。
風間監督は試合ごとに調子の良い選手をチョイスしてメッセージ性のある面白いスタメンを組んで来ますが、逆に離脱者のカバーという点ではギャンブル性を高めてしまっている気がします。
もっとも、それが今季のグランパスの最高に楽しい所でありますが。
そして闘莉王さんとの再会。
試合前のウォーミングアップ開始の時にピッチ中央で全方向に一礼。
さらに試合後にはグランパスゴール裏までやって来て深々と最敬礼。
どちらのシーンも闘さんに豊スタ全体から惜しみない万雷の拍手でした。
闘さんの姿を見ながら、ドン底だった去年の夏、地球の裏側から駆けつけてくれた事を思い出すと涙が出そうになります。
たとえ今は敵と味方に分かれても、ファミリーはひとつ。気分は真田丸。
闘さんの京都での活躍を祈るばかりである。
そしてビッツにも拍手。
久しぶりに見たビッツはプレースキックはすべて蹴るわロングスローは放り込むわで、すっかり京都の中心選手になってて驚きました。
レオもウォーミングアップで見かけたけれど元気そう。頑張って欲しい。
あと誰かいたっけ?・・・いないな。よし以上!
そんなわけでGWの連戦は続きます。
わずかなインターバルで次節・山形戦はもうすぐそこに。
僕は今回遠征はしませんが、遠い北の空からの吉報を待ってるんダゾーン!!
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コメント
試合前後のサポーターへの挨拶も、
試合直後の本気の悔しがり方も、
闘莉王は今の時代に稀有な本物の「漢」だと改めて思いました。
投稿: じょしゅあ | 2017.05.07 09:06
本当に「漢」という言葉がピッタリですね。
でも、あんまり闘莉王さんを誉めてると7月のアウェーで酷い目に合いそうなので、やはり敵だと割り切るのも大切です。
投稿: Gontallo | 2017.05.08 21:57