J1第34節 名古屋-鹿島
前節の磐田戦で(ほぼ)残留を決めたグランパス。
良くも悪くも何のプレッシャーもなく、気楽に迎える最終節は何年ぶりでしょうか。
ああ懐かしき中位力・・・思わずお酒も進むというものです。
■相変わらずだった最終戦。
最終節だからといって急に何かが変わるわけでもありません。
相変わらず守備は脆いし。
相変わらず攻撃は貧弱だし。
相変わらずジョーは不調だし。
相変わらずミッチは神だし。
グランパスは引き分けで残留が確定、鹿島も引き分けでACL出場枠を獲得。
てっきり談合試合でもしてくれるのかと思ったら大岩、真面目か!!
■フィッカちゃん続投が濃厚。
残留ミッション達成とはいえ、8試合で1勝3分4敗。
よくぞ残留できたものだとビックリする成績です。
内容も就任当初に期待した「勝敗にこだわった堅守速攻のサッカー」とは程遠く。
百歩譲って残留に特化したサッカーだとしても結果が伴わないので評価しません。
仮にフィッカちゃんの続投であれば、オフシーズンから開幕へ向けてのチーム作りの手腕に期待するしかありませんが、ひとつだけ言いたいのは、今の選手達で強いグランパスが見たい、ということ。
この2年でいい選手が揃いました。
あとはホントに指揮官の腕次第だと思います。
もしもフィッカちゃんが自分の都合で変にチームをいじくるんなら、別にフィッカちゃんがやらなくてもいいです。
最終節セレモニーで小西社長あいさつ。この1年で随分とお痩せになりました。
己の信念と現実の狭間でさぞかし苦悩されたものとお察しいたします。
フィッカちゃんあいさつ。「皆さんがハッピーでないのは分かります」
ゴール裏からはブーイングが飛んだけど、僕は残留ミッション達成のノルマは果たしてくれたのでイヤイヤ拍手しておきました。
丸ちゃんあいさつ。キャプテンとして忸怩たる思いが伝わります。
当然ながら今季の不振は選手の責任ゼロというワケではありません。
このままでは終われないだろう丸ちゃん!来季も共に戦おう!!
同じ残留確定でもドラマチックに決まって笑顔で乾杯できた去年とは大違い。
モヤモヤとした割り切れない思いと来季への不安だけが募る最終節でした。
(悲願のJ1残留なので贅沢はいえませんけど!)
しかも、それに追い打ちをかけるように大森先生の今季総括ぶっちゃけトーク。
ある意味とってもグランパスらしい年の瀬を迎えようとしています。
GKからFWまで歴代最高クラスの選手を揃えたグランパスver.2019が、その持てるポテンシャルを100%発揮できないまま、明日にも姿を変える可能性があるのかと思うと悔しくてたまりません。
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コメント
この試合、私が気にしたのはたった1点。
観客数。
vs鹿島、35000割れ。
この数値こそがすべてを物語っているように思います。
投稿: いつも見てます | 2019.12.15 17:49
監督交代とシンクロしてますね・・・。
投稿: Gontallo | 2019.12.25 22:28