J1 第5節 名古屋-鳥栖
男は黙って二十歳の千葉T!
今シーズン初の豊スタはコロナ対策下における観客5000人限定の厳戒試合。
ある意味、一生に一度の(はずだった)歴史的試合の目撃者になって来ました。
■コロナ禍の中で初めてのホーム観客動員試合
ピッチ上に響くのは選手の声、スタッフの声、ボールを蹴る音だけ。
5000人が無言でピッチを見詰めるスタジアムは物凄い緊迫感に包まれていました。
選手達の素晴らしいプレイにはどよめき、残念なプレイにはため息が漏れ、ワンプレイごとに拍手が沸き起こり、賞賛の拍手、激励の拍手、叱咤の拍手、歓喜の拍手・・・実に色んな種類の拍手をしました。
文字通り「静かに闘志を燃やす」そんな言葉がピッタリの豊スタでした。
■グランパス対策を徹底した鳥栖さん
鳥栖が前節のセレッソ戦を見て、グランパスを研究したのは間違いありません。
鳥栖は速い出足で、セレッソを苦しめたグランパスのサイドアタックを封じます。
夢生の契約上の欠場を受けてフィッカちゃんが期待を込めてスタメンで送りだした山崎ですが、いかんせんCFWに必要なボールを呼び込む動きが少なく鳥栖の組織的な守備を崩せません。
こうなったら後は個人の打開力に活路を見出さねばなりません。
■流れを変えた漢・前田
阿部ちゃん、マテウスを軸に徐々に個による打開の兆しを見せていたグランパスは後半、満を持して漢・前田を投入しました。
その結果は・・・ここで僕があえて語る必要もないでしょう。
もしかしてフィッカちゃんは前田のゴールに飢えたハングリーさを限界ギリギリまで引っ張って、一気に解放させる作戦だったのでしょうか?
だとすると、今までの選手交代の無策さは(おい)フェイクだったのでしょうか?
いずれにしても、前田の試合後のコメント「腐ってるのは時間の無駄」という金言は普段の自分への戒めとして深く心に刻みたいと思います。
グランパスくん久しぶり!(号泣!)
でも、すぐそばでグリーティングしてくれる時が本当の再会だと思うんだ・・・。
誰も叫んだり歌ったりしないけど、豊スタに鳴り渡る拍手は、選手とファミリーの万感の思いがこもってたよ。(号泣!)
ステイホームの間、何度も何度も夢見た風景がここに。
サッカー見て泣いたの、これで何度目だろう。
大きな声では言いにくいですが、5000人限定の観戦、前後左右に他人がいなくてみんな静かで、とても快適でした…。
グランパス公式さんからのコロナ禍における観戦のアンケートでは、この試合でのファミリーの皆さんの節度ある観戦姿勢を絶賛しておきました。
とはいえ、感染防止対策の物々しい雰囲気といい、静まり返った客席といい、まだまだ日常が戻って来たと言える雰囲気ではなかったです。
注※このような記事は、あたかもスタジアムでの観戦を推奨しているかのように感じる方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、まだまだ感染拡大が懸念されている状況下ですので、どうかファミリーの皆さんは、それぞれの判断に基づいて観戦スタイルを選んでいただきたいと思います。(僕に言われるまでもないと思いますが)
最近はネット中継のコンテンツが充実しているので、生観戦より楽しいかも・・・。
次節は早くも水曜ナイター、アウェー大分戦です。
2試合連続でリードを逃げ切り、組織的な相手のいなし方、効果的な選手交代。
試合をこなす度に成長してるグランパス・・・優勝だな。
| 固定リンク
コメント
二十歳の千葉Tでのお勤めお疲れ様でした。
非日常での開催、会場関係者方々のご苦労には本当に頭が下がります。
また、ファミリーのフェアプレイ観戦も素晴らしい!
一方、鳥栖の汚いプレーは残念!
マッシモさんは、またまた交代枠を余らかしてましたね。
単にドSなんですよ、という結論が最もシックリくる今日この頃です。
投稿: ソウソウ | 2020.07.20 23:35
観客を入れての厳重な運営に携わるスタッフの皆さんには本当に頭が下がります。
それに応えるかのようなグランパスファミリーの節度ある観戦態度に、なんだか誇らしい気持ちになりましたよ。
投稿: Gontallo | 2020.07.24 22:03