J1 第22節 名古屋-札幌
暑くも寒くもない、気持ちのいい10月の夜はナイター観戦にもってこいです。
んが、瑞穂に到着してTwitterを見て初めて気が付きました。
今の姿でのパロマ瑞穂のナイターはこの試合が最後だったんですね。
照明に浮かび上がる、どこか神々しいレトロなスタジアムが見納めとは寂しいです。
さて札幌戦。
先回の対戦の札幌ドームでは、札幌の機動力に屈し敗戦に近いドローでした。
グランパスは苦い経験を生かせたんでしょうか、生かせなかったんでしょうか。
■阿部ちゃんスタメンで効果絶大の前半。
立ち上がりから両者「仁義なきプレス合戦」となり、ちょっとの油断が命取りに。
しかし、グランパスは前回やられた札幌の細かいパスの繋ぎを、スタメン阿部ちゃんが高い位置で絶妙に邪魔しまくります。
それが功を奏し、札幌はカウンターを恐れてロングボール以外攻め手がなくなり、グランパスはカウンターを狙うだけの簡単なお仕事に突入。
グランパスはひたすら縦に攻め続け、山崎の(お待たせ)リーグ戦初ゴールで先制。
その後も堅い守備からカウンターを繰り出しつつ、マテウスの驚異的なFKで2点目。
フィッカちゃん、ほぼプラン通り(たぶん)の展開で前半を終えます。
■攻めるか?守るか?2-0キケスコの後半。
後半、札幌は選手を入れ替え個の力によるフィジカルな方向へ舵を切ります。
これが予想外にハマった上、グランパスは2-0というスコアの解釈をめぐって札幌をいなして失点を防ぐのか、あくまで点を取りに行くのかの意思統一が図れず、危ない時間帯を迎えます。
さあ、フィッカちゃん、守るのか攻めるのかメッセージ性のある交代を!
と思ったら前田→相馬きゅん、阿部ちゃん→シャビちゃんという実に微妙な交代。
このままでは苦しい展開が続いて失点も時間の問題・・・と思いきや、シャビちゃんの負傷交代で夢生が入り前線からの守備で落ち着いたのは皮肉でした。
終ってみればハニー稲垣のゴールも飛び出して3-0の完封勝ち。
セレッソ戦は割り切った台風サッカー、札幌戦は阿部ちゃんを据えたプレス大作戦。
フィッカちゃん、意外にも試合ごとにキチンとプランを組んで最適なスタメンを組んでるのが何気に凄いです。(ええ今ごろ気が付きましたけども)
■さようなら(夜の)パロマ瑞穂スタジアム。
冒頭にも触れた通り、この日は現状の瑞穂で最後のナイトゲームでした。
普通にあった光景が、もう見れなくなると思うと急に輝いて見えるのはナゼ・・・。
ありがとう夜の瑞穂。
夜風にあたりながら飲んだビールの味、忘れません。
グランパスは3連勝で上位をキープ。
川崎がJ1リーグを脱退すれば優勝候補、脱退しなくてもACL圏内は狙える位置です。
しかし、前節の吉田に続いてシャビちゃんの負傷は痛いです。
そのうえ来週はアウェーの連戦。
もっとも選手は大変ですが、見る方は試合が次々にやって来て退屈しませんけどね。
・・・とか言うとマテウスに縦に落ちるFKを脳天に直撃されそうなのでやめておきます。
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コメント
平日ナイターの定番といえば、瑞穂ですよね。そんな楽しみが味わえなくなってしまう、さみしいですね。昨日は、幻想的に輝く瑞穂の写真が僕のTLを彩ってくれました。みなさんにも感謝。
残りの瑞穂も全勝で行きましょう!
投稿: ソウソウ | 2020.10.15 22:08
とりあえずピクシーがラスト瑞穂に来日できるよう祈りましょう!
投稿: Gontallo | 2020.10.18 23:11