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2021.12.28

アマプラで映画を観た件_2021年_10月

まだ10月分のまとめです。
10月は遅ればせながら小津安二郎監督の素晴らしさを知ったことが収穫でした。
なお、ツイートの中で”安次郎”と表記しているのは無知ゆえとお許しください。

6位:『この子の七つのお祝いに』

増村保造監督。昭和の女優さんは美しいのはもちろん、女優としての覚悟が今とは全く違います。


5位:『東京家族』

山田洋二監督は何を思ってのリメイクか。悪くないけど、お父さん役は(生きてれば)三國連太郎だったらもっと良かったかも!


4位:『お茶漬の味』

佐分利信、若い時はそんなにガラガラ声じゃないのね。


3位:『麦秋』

小津安二郎のいわゆる「紀子三部作」の中で(僕の中で)最も地味な作品ですが、それでも十分な見応えと感動があります。


2位:『晩春』

この映画の悲しさ、怖さは何なんでしょう。この時代によくこんな重層的な含みを持った映画が作れたものだと驚き。原節子は単なる美人女優の枠を超えた「怪優」です。小津安二郎マジ半端ないって!


1位:『東京物語』

成長した子供たちの何気ない会話の中に現れる人間性。原節子の演じる次男のお嫁さんの悲しくて切ない心情に涙を禁じえません。小津安二郎監督の世界的評価も納得の名作です。


小津作品の普遍的なテーマ性に驚き。
古くさい昔の映画だと敬遠していた自分が恥ずかしい!
みなさんも年末年始に小津安二郎お試しください!

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