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2022.03.27

ルヴァン杯 第3節 名古屋-徳島

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『仙頭について多面的に考えてみた』の巻

ルヴァン杯グループリーグ
3/26 豊田スタジアム
名古屋 2-0 徳島


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「グランパスは崖っぷちの1次リーグで必勝を期したガチメンバーだったね。
だけど前半は中2日の下位カテゴリーチームに苦戦するという頭の痛い展開だった。
けれども仙頭がトップ下から中盤の底、サイドまでポジショニングを刻々と変えて後半の2得点に結びつけた。
さすが今年のキーマンだけの事はあるよ。
展開に応じて効果的なポジショニングを取らせて局面の打開を期待するあたり、長谷川監督の仙頭に対する厚い信頼を感じるよ。

でもね、タママちゃん、あたしは
仙頭を見てて、もっと別の視点で疑問を感じるんだよ」



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「おっ!グラ子ちゃん!サッカーブログっぽいじゃん!
多面的に物事を見るのは考察を深めるのに欠かせないね。
彦摩呂だったら『サッカーブログのルービックキューブやぁー』って驚くよ。
シャアのセリフ風に言うと『さらにできるようになったな、ガンダム!』ってやつだよ。
なんなの別の視点って?」



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「うん、それはね、あんな大雨の中で試合したのに、仙頭の髪型がピッチリと固まったままなんだよ。
あれはどこの整髪料を使ってるんだろうね。
ポマードかな?」



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「グラ子ちゃん!
そういうワザと外したネタでドヤ顔するのやめてくれる?
今の若い読者は真面目なんだから、あんまりふざけると読んでくれないよ」



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「そうだねタママちゃん!
じゃあ、これからは長谷川監督のチーム構想をしっかり固めてくれるポマードは誰か!?について語ることにするよ!」


雨降って地も固めて1次リーグ突破を期待しながら、つづく!!

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2022.03.21

J1第5節 名古屋-柏

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『カウンターvs.ファストブレイク』の巻

3/20 豊田スタジアム
名古屋 1-1 柏


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「グランパスはこの試合の前までリーグ戦4試合で4得点。
1試合1得点の計算ながら、そのうち2点がオウンゴールでちょっとモヤっとするね。
そのせいか長谷川監督も前線の組み合わせには悩んでるようだね。

この試合は夢生が久々のスタメンだった。
前半は良い時間帯もあったけど、自分でボールを受けてシュートに持ち込む懐の深さが売りの夢生なのに、間に一回仙頭を挟むもんだから使いパシリみたいになってたのが気になったね。
でもマテウスのゴールシーンは素晴らしかった。
宮原の迷いのないパスから夢生が潰れ役になって、マテウス得意の”空気読まない系”のゴールが炸裂するという、選手それぞれの持ち味が生きた良いパターンだったんじゃないかな。

後半はグランパスは攻守の切り替えを焦っているのか、ちょっとしたミスから柏のカウンターを何度も浴びた。
結果として、柏の猛攻を凌いで辛うじてドローに持ち込んだ感じ。
柏がカウンター巧者のチームだったからか、攻めるよりも受けに回るシーンが多かったことはこれからの課題だね」



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「そうだね。
柏はカウンターのチーム、グランパスはファストブレイクのチーム。
『どこがどう違うか、わかるかなあ?』なんて聞かれても、松鶴家千とせじゃないんだから分からないよ。
強いていえばカウンターがドリブルやスピードに特化した選手を軸にしがちなのに対して、ファストブレイクはDFからのビルドアップから中盤または、サイドに展開してチーム全体で素早く押し上げるとこかな?
シャアのセリフ風に言うと「サッカーとは常に二手三手先を読んで行うものものだ」ってやつだよ。
かなりチームの完成度が問われるサッカーなんだよね。これはもう長谷川監督の標榜するサッカーがそういうもんなんだと思って応援するしかないね」



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「でもねえタママちゃん。
この試合もまた『ミッチの神セーブがなかったら負け試合だった』て感じだよね。
正直、このフレーズはもう返上したいよ」



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「グラ子ちゃん!そんなこと言ったらバチが当たるよ!
ミッチがグランパスにいるのはそれだけで大きなアドバンテージなんだよ。
自分たちの強みは最大限に活かすべきじゃないかな?」



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「そうだね!これからは『攻撃はさっぱりだけどミッチがいたから勝った』っていう域まで達したいもんだね」


攻撃陣のさらなる奮起を期待して、つづく!!


その他もろもろ。

やっぱこの席いいわあ。


ポンタ、ちゃんとグランパスのユニ着てて偉い!


ていうか、惚れた。


ではまた次節!

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2022.03.19

クバ描いたけどイマイチ似てない件

ドーピングの問題が一向に進展する気配のないクバ。
そして、クバの母国ポーランドは、ロシアが侵攻したウクライナの隣国という事もあって、何だか漠然とした不安に襲われます。

開幕以来ピリッとしないグランパス攻撃陣のラストピースとしてはもちろん、ドーピング問題や国際紛争などネガティブな問題がクリアとなり、クバが心置きなく豊スタに復活降臨する日が一日も早く訪れますように。

そんな願いを込め、クバの復帰と安全を祈って一筆入魂でクバを描いたけど・・・
イマイチ似てない(>_<)

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似ていないにも関わらず、だんだん絵を描いただけでは物足りなくなって来て、僕以外にも多くのグランパス・サポーターがクバの復帰を待っていることを、クバ本人に伝えたくなりました。
そこで、僕のインスタグラムのストーリーにクバのアカウントのメンションをつけて、この絵を上げてみたのです。

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「あなたを待っています!」
「私たちは名古屋グランパス!」
ストーリーの掲載期間は24時間。
果たしてクバは見てくれるでしょうか・・・。

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どうやらクバ、見てくれたようですね!
似てなくてゴメンネ・・・。
少しでも僕の気持ちが伝わってくれていたら嬉しいです。

とにかくもう一度クバに会いたい!!!

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2022.03.13

J1第4節 川崎-名古屋

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『コーナーキックはサッカーの神様からの贈り物』の巻

3/12 等々力競技場
川崎 1-0 名古屋


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「川崎は確かに強かったよ。今のチーム力は川崎の方が上なのは認めるよ。
だけど、グランパスは川崎の組織的で早いプレスや、球際の強さにも耐えてた。
互角とは行かないまでも十分に戦えてたよ。
藤井は試合ごとに成長しているし、酒井、仙頭、レオシルバもフィットしてる。
決勝点となった失点は珍しく中谷のミスからだけど、ミスなんて誰でもするものだから、そう悲観するものでもない。
でもね、そのミスがなければ負けなかったかと言うと、それも違う。

この試合でグランパスが川崎に追い付けなかった本当のミスは、”コーナーキックの無駄使い”だね。
グランパスはコーナーキックをバカみたいにゲットしておきながら得点ゼロ。
これは一体どういう事なのさ。
コーナーキックっていうのは頑張って相手陣内に攻め込んだご褒美に、サッカーの神様がくれるプレゼントなんだよ。
それをあんなに貰っておいて、一つぐらい決めないとバチが当たるよ」



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「ご褒美っていうか正確には『アタックチャンス』だよね。
いいボールが上がっても川崎にせり負けてる上に、こぼれ球を稲垣が蹴り込むパターンも対策されてたし。
児玉清さんに”なぜゴールをお決めにならない?”って怒られちゃうよ。
セットプレーは戦力差を無視して、強いチームからゴールを奪える手段なんだから大事にしないと。
シャアのセリフ風に言うなら”セットプレーの決定力の差が、チーム戦力の差ではないことを教えてやる!”ってやつだよ。
エースのクバがいない今だからこそ、もっと真剣に練習して欲しいね」



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「でもねータママちゃん、あたしゃ思うよ。
強い川崎に無理して勝とうとすることないんじゃないかってね。
川崎に無理して勝っても、疲れて他のチームに負けたら元も子もないよ。
そもそも全部のチームに勝てるワケじゃないんだからさ。
それより確実に勝てる相手に集中しようよ」



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「グラ子ちゃん!
今のグランパスに確実に勝てる相手なんてないよ。
一生懸命に練習して、川崎をホーム豊スタで叩きのめせるように頑張ろうよ!」



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「そうだね、あたしゃ間違ってたよ!
川崎に勝つためなら他の試合はどうでもいいよ!」


どうでも良くないので次の柏戦もがんばりましょう!

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2022.03.10

アンヌ隊員の絵を一筆入魂で描いた件

ズバリ、僕の初恋の人は『ウルトラセブン』に登場するアンヌ隊員です。
僕は『ウルトラセブン』はリアルタイムではない再放送世代ですが、子供の頃は夕方の放送時間になるとテレビにかじりつき、セブンの活躍にワクワクしつつも、凛々しい制服姿と明るい笑顔のお姉さん、アンヌ隊員に心を奪われていました。
特にアンヌ隊員が宇宙人に襲われたり捕まったりするシーンは、子供心に異様な興奮を覚えたものです。
思えば、あれがいわゆる”めざめ”というやつだったのでしょうか。
とにかく、アンヌ隊員は僕の人生において最初に憧れた女性だったのです。

そんな僕に何度目かのアンヌ隊員とともに過ごす日々が訪れました。
2021年4月から翌22年3月までの1年間、NHK-BSプレミアムで4K画質にアップグレードされた『ウルトラセブン』が放送されたのです。

子供の頃から大人になるまで何度も見た『ウルトラセブン』。
自分が大人になればなるほど、そのSFマインドに溢れた物語と現代にも通じるメッセージは深く心に刺さります。

特に感動的なのは最終回。
度重なる侵略者との戦いで傷つき、満身創痍のウルトラセブン=モロボシ・ダン。
死を覚悟して最後の決戦に向かう彼は、自らの正体をアンヌに告白します。
「僕はね、M78星雲から来たウルトラセブンなんだよ!」
アンヌはそれを運命であるかのように優しく受け入れます。
「人間だろうと宇宙人だろうと、ダンはダンに変わりはないじゃない」と。
しかし、お互いがやっと心から理解しあえたこの瞬間こそ、2人の永遠の別れの時なのです。

・・・と、書いている今でも号泣です。

このように、製作から50年以上たっても深い感動を与えてくれる『ウルトラセブン』。
作品の偉大さに敬意を表するとともに、感謝の気持ちをウルトラセブンに、いやさアンヌ隊員に何としても伝えたい!と思いました。
そうだ絵を描いて送ろう!
子供の頃の僕は絵を描くのが好きで、嬉しいにつけ悲しいにつけ気持ちをペンに込めていたのを思い出しました。

僕は子供の頃と同じように鉛筆を握り、白い紙にアンヌ隊員の絵を描いたのです。

そして、BSプレミアムで4K放送の最終回が放送された翌日、アンヌ隊員を演じたひし美ゆり子さんのツイッターに、『ウルトラセブン』への感謝の言葉にアンヌ隊員の絵を添えてリプライしました。
ドキドキ。


そして・・・↓

ひし美ゆり子さんから直々に「ありがとうございます!」とのお言葉!
いやあインターネットって本当に素晴らしいですね。
アンヌ隊員の絵を描いて、それをひし美ゆり子さんが見てくれてメッセージまで貰えるなんて、子供の頃の自分に言ってやりたいです。
「描き続けろ」と!

何よりも、ひし美ゆり子さんが今なおご健在で、SNSを通じて近況を発信されていること自体に感謝です。

おそらく僕のようにアンヌ隊員を今でも忘れないかつての少年だった人たちは、世の中に沢山いることでしょう。
そんなファンの思いを一身に受け、おそらくは生涯アンヌ隊員を背負って生きて行かれるであろう、ひし美ゆり子さん。
これからもどうか無理のない範囲で、僕たちの憧れのお姉さんでいてください。

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2022.03.09

J1第3節 名古屋-鳥栖

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「あたしゃヤボ用で豊スタ行ってないんだよ」の巻

3/5 豊田スタジアム
名古屋 1-1 鳥栖

鳥栖戦、TL上でグッド評価とバッド評価が混じってて気になったので(珍しく)DAZNの見逃し配信で観てみました。
僕の見立てではグランパス、鳥栖ともにスピーディな展開の応酬で決定機も多い、なかなかの好ゲームではなかったかと思います。
あるいはチアゴのアクシデントがなければ結果は変わっていたかも知れません。

【前半】
前半の受け身に見える展開は、早目に取れた先制点によりグランパスは焦って前に出る必要が無かったからでしょう。
その証拠に30分あたりで失点するや、FW酒井が猛烈に鳥栖のボールホルダーにプレスをかけ始め、攻めの姿勢へとスピーディに切り替わりました。
ちなみに失点はチアゴの負傷により交代出場した藤井のキックミスには間違いありませんが、唐突な投入で100%完璧なプレイを要求するのは酷でしょう。

【後半】
後半は第1節の神戸よりもはるかに厳しいハードワークを仕掛ける鳥栖を懸命に凌ぎつつ、機を見て巧みな連携で反撃します。
特に前線において絶妙なポジショニングでボールを受けてフィニッシャーに繋ぐ、時には自らフィニッシャーとなる仙頭は我が目を疑うほどのフィットぶりで、当ブログでのダメ出しが効いたらしいですね(違う)。
もっとも、エキサイティングなチャンスも何回か作りつつも、最後までゴールネットを揺らせなかったのは今後の課題ではあります。

【所感】
ともあれ、長谷川監督の描く守りから攻めへのデザインは選手らにしっかり周知されていると思われ、あとはピッチ上での熟成を待っている段階のように見えました。
仙頭と阿部ちゃん、レオシルバと長沢という重要ポジションの途中交代は、ピッチ上で戦術の各選手への浸透を狙う目的なのでしょう。
ターンオーバーで臨んで苦戦したルヴァンと比較すると、やはりリーグ戦のメンバーは監督の意図するところを理解した選手から順に起用されている気がします。(当たり前っちゃー当たり前だけど)

それにしても残念なのはチアゴの負傷。
いわゆるファストブレイクに不可欠な、安定した守備から攻撃へと繋ぐ”弾き返し”はチアゴの存在があってこそ。
長期離脱となればせっかくのいい流れも消えかねません。
ここはチーム全体へのより一層のコンセプト徹底が急がれるところです。

ファンの期待する勝利という結果にならなかったけれど、引き分けでもこういう試合を面白いと思う人が増えたらもっと豊スタにお客さん来てくれるのにな、と思えたDAZN見逃し観戦でした。

追伸:終盤で甲田をジョーカー的に投入するあたり、健太さんなかなかファンの喜ぶツボを心得てますな。

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