J1第3節 名古屋-鳥栖
3/5 豊田スタジアム
名古屋 1-1 鳥栖
鳥栖戦、TL上でグッド評価とバッド評価が混じってて気になったので(珍しく)DAZNの見逃し配信で観てみました。
僕の見立てではグランパス、鳥栖ともにスピーディな展開の応酬で決定機も多い、なかなかの好ゲームではなかったかと思います。
あるいはチアゴのアクシデントがなければ結果は変わっていたかも知れません。
【前半】
前半の受け身に見える展開は、早目に取れた先制点によりグランパスは焦って前に出る必要が無かったからでしょう。
その証拠に30分あたりで失点するや、FW酒井が猛烈に鳥栖のボールホルダーにプレスをかけ始め、攻めの姿勢へとスピーディに切り替わりました。
ちなみに失点はチアゴの負傷により交代出場した藤井のキックミスには間違いありませんが、唐突な投入で100%完璧なプレイを要求するのは酷でしょう。
【後半】
後半は第1節の神戸よりもはるかに厳しいハードワークを仕掛ける鳥栖を懸命に凌ぎつつ、機を見て巧みな連携で反撃します。
特に前線において絶妙なポジショニングでボールを受けてフィニッシャーに繋ぐ、時には自らフィニッシャーとなる仙頭は我が目を疑うほどのフィットぶりで、当ブログでのダメ出しが効いたらしいですね(違う)。
もっとも、エキサイティングなチャンスも何回か作りつつも、最後までゴールネットを揺らせなかったのは今後の課題ではあります。
【所感】
ともあれ、長谷川監督の描く守りから攻めへのデザインは選手らにしっかり周知されていると思われ、あとはピッチ上での熟成を待っている段階のように見えました。
仙頭と阿部ちゃん、レオシルバと長沢という重要ポジションの途中交代は、ピッチ上で戦術の各選手への浸透を狙う目的なのでしょう。
ターンオーバーで臨んで苦戦したルヴァンと比較すると、やはりリーグ戦のメンバーは監督の意図するところを理解した選手から順に起用されている気がします。(当たり前っちゃー当たり前だけど)
それにしても残念なのはチアゴの負傷。
いわゆるファストブレイクに不可欠な、安定した守備から攻撃へと繋ぐ”弾き返し”はチアゴの存在があってこそ。
長期離脱となればせっかくのいい流れも消えかねません。
ここはチーム全体へのより一層のコンセプト徹底が急がれるところです。
ファンの期待する勝利という結果にならなかったけれど、引き分けでもこういう試合を面白いと思う人が増えたらもっと豊スタにお客さん来てくれるのにな、と思えたDAZN見逃し観戦でした。
追伸:終盤で甲田をジョーカー的に投入するあたり、健太さんなかなかファンの喜ぶツボを心得てますな。
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コメント
タイトルと本文のギャップがすごいのなんの(笑)
投稿: ソウソウ | 2022.03.09 08:02
攻守の切り替えが早いブログを目指しています!
投稿: ゴンタロー | 2022.03.10 21:27