J1第７節 名古屋－湘南

『何ごともシンプルが一番だよね』の巻

4/6 豊田スタジアム
名古屋 ２－１ 湘南

①

「グランパスやっとリーグ２勝目だね。
久しぶりの逆転勝ちでうれしいんだけど、逆転勝ちという爽快な言葉とはほど遠い辛勝だったね。

でも、この試合を観る限り、開幕前の準備不足から図らずも課せられてしまった『戦いながらチームを作っていく』っていうミッションが何気に実行されてる気がするよ。
藤井くんの成長とか、森下の躍動とか、阿部ちゃん復活の兆しとか。
チーム作りの過程で試行錯誤も当然あって、それがこれまで勝ち切れない状況を産んでたけど、逆に選手の成長や組織的な融合を向上させたと思えばプラマイゼロかな。

今後の課題は攻撃陣の組み合わせだよね。
前線にタレントが多い割にはどの構成も決め手に欠けるので、これだ！というパターンをどれだけ早く見つけられるか、または個人が覚醒するかが勝負だよ。
基本はやっぱり変にひねった布陣にしないでトップ下に仙頭なり阿部ちゃんなりを置いて、シンプルに行くのがいいんじゃないのかね」

②

「そうだね。何ごともシンプルが一番だね。
その証拠に後半のPKゲットは相馬きゅんをサイドに入れて、阿部ちゃんがトップ下というオーソドックスな布陣からだもんね。
やっぱりオーソドックスが一番っていうのは、いろいろあったけど落ち着くところに落ち着いたおぼんこぼん師匠を見れば一目瞭然だよ。
シャアのセリフ風に言うと『付け焼き刃に何ができるというのか！』ってやつだよ。
サポーターだって、小細工に走らない王道のグランパスを見たいんじゃないかな」

③

「そうだねタママちゃん。
とはいえ６試合を消化してまだ２勝だから、かなりピッチを上げて行かないと上位に離されてしまうよ。
リーグ戦の１／３を消化するＧＷまでには手応えのある内容と結果が欲しいね。
欲を言えばクバが早く帰って来てくれないかな・・・」

④

「グラ子ちゃん！それは言わない約束よ！
そういえばこのブログの管理人さん、去年は豊スタでクバの真似してクバポーズしてる写真撮りまくってたのに、今季はクバが帰って来るまでそれ封印してるんだって。
『次にクバポーズをするのは豊スタでクバがゴールした時だ』って。健気だね！」

⑤

「泣かせる話じゃないか。
ＡＦＣだかＫＦＣだか知らないけどちゃんと仕事して欲しいね。
よしじゃあ、クバが帰って来るまで長谷川監督がクバポーズならぬ”お手上げポーズ”しないように一生懸命応援しなきゃね！」


クバ！カムバック！（泣きながらつづく）