J1 第13節 名古屋-C大阪
5/14 豊田スタジアム
名古屋 1-0 セレッソ大阪
①
「5月の爽やかな青空の下、グランパスは実に7試合ぶりの勝利。
嬉しい!…けれど、ここ数試合の課題である”追加点を取る”というミッションはクリアされないまま。
先制点を取ったあと後半はかなり押し込まれて、辛うじてセレッソの決定力の無さに助けられたようなもの。
とりわけ劣勢の時に投入される交代選手が変化をつけられないのは問題だね。
レンタル復帰してモチベーションギンギンの石田しか躍動しないようでは、勝利を手放しでは喜べないよ。
石田に刺激されて既存の選手が発奮してくれるといいけど。
”戦いながらチームを作り上げる”というのが今季の至上命題である以上、課題をクリアしながら勝たないとこの先どうなるか分からないよ」
②
「グ、グラ子ちゃん厳しい!!!
みんなが待ってたグランパスの勝利なんだから『許してやったらどうや〜?』って私は茂造じいさんかい!相手が大阪だけに!
でも確かに1点リードの状況で2点目を狙って攻めるのか、それとも守り重視なのか、どっちが正解なのかこのチームの適正が見えないなーっていうのはあるね。
シャアのセリフ風に言うと『ララァ、私を導いてくれ』って心境だよ。
とは言え、惜しくもオフサイドになった2度の決定機を見ても、貪欲にゴールを狙うコンセプトは徐々に構築されつつあるから、そこはしっかり突き詰めて欲しいな。
あ、もちろん勝ったのは嬉しいです!」
③
「嬉しいといえば、グランパス結成30周年を記念して、グランパスOBと愛知県中学生選抜との前座試合『レジェンドマッチ』は盛り上がったね!
森山がいきなりゴール前で身を投げ出す往年のゴリっぷりを見せたり、岡山先輩は相変わらずの「気持ち、身体、ボール」の順番だったり、タッキーのドリブルが現役時代よりキレがあったり、久しぶりにゴールマウスの前に立つナラさんの頼もしさったらなかったり、増川がやっぱりデカかったりして楽しかったよ。
なかでも小倉隆史はさすがのレフティーモンスター。
華麗な足技は思わず溜め息が出た。シュートを外して悔しがる仕草なんかも昔のままで懐かしかったよ。2016年の件はもう許した!
あ~語り出すとキリがないね」
④
「ちょっと待ってグラ子ちゃん、私たち小学生なのに、なに思い出語りおじさんみたいなこと言ってるの???
私たちは今のグランパスも一生懸命応援して、今いる選手たちも後世に語り継がれるレジェンドになっていく、その姿をしっかり見届けなきゃ。
豊スタに来てくれた素晴らしいレジェンドの現役時代がそうだったようにね」
「そうだね!タママちゃんいいこと言うね!
じゃあ長谷川監督も清水のレジェンドから名古屋のレジェンドになってもらうべく、次回のOB戦には選手で出てもらってファストブレイクのお手本を見せもらおうよ!」
豊スタに来てくれたレジェンドだけではなく、グランパスで活躍した全ての選手に感謝しつつ、またレジェンドに負けない素晴らしいサッカーを見せてくれた未来のJリーガー、中学生選抜の皆さんにも感謝しつつ、つづく!
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