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2023.11.28

J1 第33節 神戸-名古屋

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『クリムゾン・キングの宮殿』の巻

11/25 ノエビアスタジアム神戸
神戸 2-1 名古屋



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グランパスは首位の神戸とアウェーで対戦。

前半12分、14分と連続失点する苦しい展開から、ユンカーのゴールで1点差に迫るも追加点が奪えず、目の前で神戸のリーグ初優勝を許してしまいました。
グランパスが目前での優勝を許したのはクラブ史上初めてとのこと。

誰だよ、神戸は夏を過ぎたら落ちるって言ったやつ。
夏を過ぎて落ちたのはグランパスの方じゃないの。



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8月前半までは上位争いに絡んでいたから、この試合で神戸を下して逆転優勝だ!・・・なんて息巻いてたあの頃が懐かしいね。
シャアのセリフ風に言うと『子供じみているだろ』ってやつだよ。

それにしても、グランパスは本当に勝負弱くなった。
この試合だってユンカーのシュートを猛スピードで戻って来た神戸DFが止めたやつとか、直輝がバーに当てたやつとか、勝負は紙一重なんだけど、その紙一重が今のグランパスには壁のように厚い。
交通事故ぽいゴールじゃなく、ちゃんと点が取れるチームになって出直そう。



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もう言い飽きたけど、やっぱマテウスの抜けた穴を埋められなかったのが・・・。
選手が一人欠けただけで迷走してしまったグランパスと、高い個人技とシンプルなタスクを貫いてブレなかった神戸の差は大きいね。
とりわけ22得点を挙げ、ポストプレーや守備でも貢献度が高い大迫には敬意を表するよ。
やっぱり大迫は半端ないね。



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ハセケン半端ないって!
あいつ半端ないって!
マテウスがいなくなってから3勝しかしてへんもん!
そんなんできひんやん普通!!

森島半端ないって!
あいつ半端ないって!
フィットに時間はかかったけど、ここ数試合は中盤で活路を見出して攻撃の起点になって、来季への希望を感じさせる存在にまで成長してるもん!
そんなんできひんやん普通!

ユンカー半端ないって!
あいつ半端ないって!
チーム総得点40点のうちユンカー一人で15点も取ってるもん!
フロントは全力で引き留めて完全移籍させないと、ワイは来季応援する気にならへんやん普通!



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わーびっくりした!
大迫っていうか楳図かずお先生の漂流教室っぽくて怖いわ。

泣いても笑っても次は最終節。
半端なシーズンだったけど最後は笑って終わりたいね。


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シーズン最後盤となり、寂しいニュースもチラホラ。

2018年の夏にやって来た、グランパスの救世主の一人であるマル。熱いハートと鉄壁の守備がどれほど頼もしかったことか。
どこに行っても応援します。


この後も悲しいお別れがあるかも知れませんが、その分きっと素敵な
出会いもあると信じて、最終節も精いっぱい応援しましょう!



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2023.11.14

J1 第32節 湘南-名古屋

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『潮騒のメモリー』の巻

11/11 レモンガススタジアム平塚
湘南 2-1 名古屋



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グランパスはアウェーで湘南と対戦し1-2での敗戦。

残り3試合という状況で来季へ繋がる試合を見せて欲しかったけど、前半のうちに湘南の大橋に2点を決められ苦しい試合展開。
後半18分に久保くんのJ1初得点で1点を返したものの、またも追加点は取れず。
下位に優しい名古屋の伝統を発揮しちゃったね。

攻撃に関しては意図をもって崩しに行こうとするシーンも多々あった。
決定機は作れてるのに、ユンカーのシュートがキーパー正面だったりファインセーブされたり。
どうにも歯車が噛み合わない感じがもどかしいです。



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湘南の大橋は、夏に海外移籍した町野の穴を見事に埋めてるね。
マテウスがいなくなってサッパリ調子の上がらないグランパスとはエラい違いだよ。
シャアのセリフ風に言うと『その辺をよーく考えるのだな』ってやつだよ。

とはいえ、後半から投入された森島は的確なボールさばきと効果的なスルーパスで、以前に比べてかなりフィット感が出て来たんじゃない?
久保くんのJ1初ゴールも森島のシュートのセカンドボールからだし。
来季の司令塔候補としてちょっと明るい材料だよ。



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それにしても、返す返すも阿部ちゃんにミンテ、元グランパスの選手にやられまくったのが悔しいね。

阿部ちゃんはビックリするくらい視野が広くて、全ての攻撃の起点になってた。
『そのパス、グランパスでもっと見たかった~!』って何度叫んだことか。

そしてミンテの気合に満ちた闘将ぶり。
グランパス在籍時も体を張った守備で頼もしかったけど、あんな鬼の形相でチームを鼓舞する姿は見たことなかったよ。



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私の知ってるミンテは、クバがゴールを決めてクバポーズしてると思って写真を撮ったらミンテだった、っていうお茶目な印象しかないのだが!?

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まあ、このネタ何度も使い回してるから、その点ではミンテに感謝してるけどな!



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元グランパスの選手が移籍先で元気にしてるのは嬉しいけど、何だか複雑な気分だね。
ていうか、みんなグランパスを出ていくとやたら活躍してる気がするのはなんでだろ~?

こうなったら、ハセケンもグランパスで3冠とACLとクラブワールドカップの5冠獲って、今まで指揮を執ったクラブの連中をギャフンと言わせて欲しいもんだよ!
頼んだよ!


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残念な敗戦ながら、熱いシーンの多かった試合でした。
特にAT、ミッチのコーナーキック参加からのヘディングシュートは興奮しました。
決してあきらめず、最後の1秒まで湘南を追い詰めた執念は次の糧になるはず。

泣いても笑っても残り2試合。
次節の神戸戦では優勝争いをややこしくして、グランパスらしさを見せて欲しいものです。



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2023.11.08

『ゴジラ-1.0(ゴジラマイナスワン)』

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山崎貴監督が海中ならぬ自分の得意分野にゴジラを引きずり込んで生まれた傑作。

ゴジラ映画を作る上で苦労の種だった「ゴジラが出現する理由」。
それを無理やり探すより、人間側に「迎え撃つ理由」を与えて物語の推進力にする脚本は見事。

その舞台に終戦直後の時代を選んだのも大正解。
これは戦争で様々なトラウマを抱えた人々の再生の物語。

登場人物が空虚な記号でしかなかった『シン・ゴジラ』には全く乗れなかったけれど、泥臭くとも血の通った人間がゴジラと堂々と渡り合う展開は、マイナスワンどころかプラス100点を差し上げたい。

ネタバレしない範囲で個人的に燃えたポイントは、事前PR映像で全く姿を見せてないアレが登場した時は思わず「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」とワイの中のプラモ少年が歓声を上げたで。

怪獣映画でここまで興奮したの平成ガメラ『大怪獣空中決戦』以来かも。


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2023.11.02

J1 第31節 名古屋-鳥栖

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『お前の罪を数えろ』の巻

10/27 長良川競技場
名古屋 1―1 鳥栖



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グランパスは主催試合では24年ぶりの長良川で鳥栖と対戦しました。
前半からVARが介入する際どい判定がありつつも、ハイプレス合戦から一瞬の隙を突いて生まれるチャンスがめちゃめちゃ気持ちいい好ゲームを展開。

後半には『切り込み藤次郎』の折り返しからユンカーのゴールで先制したものの、終了間際に1人少ない鳥栖に痛恨の同点ゴールを奪われ惜しくもドロー。
気分的には果てしなく負けに等しいドローだね。



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この結果、今季のタイトルの可能性は完全消滅しちゃった。
三冠も見えていた時期もあっただけにガッカリもひとしおだね。
シャアのセリフ風に言うと『情けない…ガンダムを見失うとは』ってやつだよ。

この試合での長谷川監督の采配についてはいろいろ言われてるけど、
『2点目を取れない』『交代選手が勢いをつけられない』という、今季の悪いところが凝縮されてた印象だね。



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後半40分以降の失点で勝ち点を取りこぼしたのは今季3度目らしいよ。
藤井くんがロスタイムに同点弾を叩き込んだ神戸戦は完全に勝った気分だったのに、
今回のような追いつかれてのドローは完全に負けた気分だね。

同じドロー、同じ勝ち点1なのに、こんなにも試合後の気分が違うなんて不思議なもんだよ。



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よし!こうしよう!
試合の結果を今の『勝ち・負け・ドロー』の3つじゃなく、
『勝ち・負け・スコアレスドロー・追いついたドロー・追いつかれたドロー』の5つにしたらどうだろう?
結果によって以下のようにポイントを付けるんだ。

勝ち 3
負け 0
スコアレスドロー 1
追いついたドロー 1.5
追いつかれたドロー 0.5

こうすれば、よりサポーターの実感に近い勝ち点配分になるはず!



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なるほど!
じゃね~~~よ!

現実にはそんな制度はムリだけど、サポーターのモヤモヤした気持ちを整理するには良い考え方かもね。
面白そうだから、どこかのヒマな人がタママちゃん方式の勝ち点で今季の順位を計算してくれないかな?
もしかすると凄い発見があるかも。

そんなわけで残り3試合はモヤモヤしない結果で有終の美を飾ってください!
頼んだよハセケン!


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タイトル消滅とはいえ、まだACLは狙える順位(だよね?)
残り3試合を悔いなく戦い抜き、明るい来季へと繋ぎましょう。


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