ゆくシーズンくるシーズン2024
ゴーン(notカルロス・・・ってもう誰だか覚えてない人も多いかも)。
今年もこの画像を貼る日がやって来ました。
いよいよ名古屋グランパスの新しいシーズンが始まります。
新シーズンといえば気になるのが新戦力を加えた布陣。
とりわけ今季はいつもより気になります。
なぜなら、今オフほど選手の入れ替わりが激しかった年もなかったのではないでしょうか?
【IN】
ハ・チャンレ[浦項/新加入]
パトリック[京都/新加入]
井上詩音[甲府/新加入]
山岸祐也[福岡/新加入]
小野雅史[山形/新加入]
椎橋慧也[柏/新加入]
中山克広[清水/新加入]
三國ケネディエブス [福岡/新加入]
山中亮輔[C大阪/新加入]
成瀬竣平[水戸/移籍期間終了]
鈴木陽人[名古屋グランパスU-18/昇格]
ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾[名古屋グランパスU-18/昇格]
倍井 謙[関西学院大/新卒]
榊原杏太[立正大/新卒]
キャスパー・ユンカー[浦和/完全移籍]
内田宅哉[FC東京/完全移籍]
【OUT】
貴田遼河[アルヘンティノス・ジュニアズ/期限付き]
藤井陽也[コルトレイク/期限付き]
森下龍矢[レギア・ワルシャワ/期限付き]
中島大嘉[藤枝/移籍期間終了]
山田 陸[長崎]
前田直輝[浦和]
丸山祐市[川崎F]
中谷進之介[G大阪]
豊田晃大[岩手/期限付き]
甲田英將[水戸/期限付き]
東ジョン[琉球/期限付き]
加入はレンタルから復帰の成瀬を含め14人。
今オフに念願の完全移籍となったユンカーとウッチーを含めると、実に16人が新たに赤鯱の戦士となってくれました。
一方でグランパスを去った選手は11人。
海外に挑戦した藤井くんはじめ、丸山や中谷といった近年の堅守を象徴する守備陣が一気にいなくなりました。
選手が大幅に入れ替わったグランパス、果たしてチームコンセプトはキープなのかチェンジなのか?
答えはズバリ、『キープとチェンジのどっちも』でしょう。
昨季が長谷川監督の『やりたいサッカー』に合わせて編成されたチームだったとすれば、今季は長谷川監督の『やりたいサッカー』と『やりたくないけどやらなきゃしょうがないサッカー』のためにの編成されたチームといった印象です。
『やりたいサッカー』とは・・・ユンカーを軸に据えた堅守速攻のスマートなサッカー(いわゆるファストブレイク?)
『やりたくないけどやらなきゃしょうがないサッカー』とは・・・パトリックを軸に据えてゴリゴリ押す泥臭いサッカー
それは言い換えれば、長谷川監督自身の『理想』と『現実』とも言えるでしょう。
昨季はファストブレイクという『理想』を掲げてシーズン前半こそ好調だったもの、夏場のマテウス離脱で戦術のバリエーションの無さを露呈してしまいました。
結果として途中出場選手の得点ゼロという珍記録とともに、勝ち切れないままシーズンは終了。
長谷川監督はそんな昨季の反省を踏まえた、『現実』的な戦いも取り入れようと決意したのだと思われます。
立ち上がりはシュートパターンが豊富で味方との連携が巧みな万能型FWユンカーで理想を追い、流れを変える必要があると見るや、強靭なフィジカルで前線を支配するパトリックで現実的な勝ち点を拾う。
昨季よくみられた劣勢のまま為す術なく取りこぼした試合の撲滅は、グランパスの成績を飛躍的にアップさせるはずです。
そんなわけで今シーズン当ブログがが最も注目する選手はズバリ、パトリックです。
36歳という年齢でも、スーパーサブとしての起用なら十分に活躍できるでしょう。
なによりガンバ時代に長谷川監督の元で暴れまくった選手ですから期待してます。
私の最良を毎日尽くすことを約束します。私にとっても新たなるチャレンジとなります、タイトル争いをしたいとも思いますし、私自身の歴史をこのクラブにも残したいと思います。このユニフォームを纏い、サポーターの前に立つことを楽しみにしていますし、いつもスタジアムで我々を支えてくれる彼らのた… pic.twitter.com/2ePoa4hwBE
— パトリック🇯🇵patric🇧🇷 (@patricaguiar) January 9, 2024
「これからは名古屋グランパスです」は今季の流行語大賞まちがいなし。
がんばれパトリック!
グランパスで活躍して日本国籍を取得して、未来の日本代表を目指せ!
それでは明日のキックオフを楽しみに待つことにしましょう。
文末となりましたが、能登半島地震で被災された皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
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