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2025.09.22

J1 第30節 名古屋-湘南

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9/20 豊田スタジアム
名古屋 3-1 湘南

スコアこそ3-1。
しかし、数的不利のリスクを背負いながらの試合はハラハラドキドキ。
湘南の詰めの甘さに助けられたとはいえ、スコア以上に紙一重の勝利でした。

■タケちんのセーブが流れを作った
序盤から湘南に押し込まれる時間帯があり、数度の決定機を防いだタケちんの好セーブがチームを救いました。
あのプレーがあったからこそ、全体が落ち着きを取り戻せたのは間違いありません。
正直、ピサノの台頭で影が薄くなった印象はありましたが、誰よりも自分を信じていたタケちんの姿に胸が熱くなりました。

■VARに翻弄された永井
永井の先制弾はVARで取り消し。
原因は山岸のファール判定でしたが、その直前の永井へのチャージはスルー。
思わず「なんでやモハメド!」と突っ込まずにいられませんでした。
とはいえ、その後きっちりゴールを奪い返すあたり永井の執念と勝負強さを実感。

■外国人主審の笛をどう捉えるか
この日の主審はカタールのモハメド氏。
判定には一貫性が薄い部分もあり、いわゆる「中東の笛」にモヤモヤしたサポーターは多かったはず。
とはいえ、国際交流で外国人審判が入ること自体は貴重な経験だとも思うし、判定が荒れた時に選手も観客も感情をどうコントロールするか――そこまで含めて試されているような試合だった。

■稲垣の一撃、言葉を失う瞬間
あのダイレクトシュートは「名古屋の稲垣ここにあり」と叫びたいゴール。
技術、タイミング、気迫がひとつになった一撃。
年間ベストゴールも狙えるかも。

■山岸のキレ、そして退場
この試合の山岸はとにかく効いていました。
前線からの献身的なプレス、自らの得点、チームを前に押し上げる動き。
ただし、気持ちが乗りすぎたのかイエロー2枚で退場。
調子が良さそうなだけに次節の休暇は痛すぎますが、それだけ積極的に戦った証でもあります。
「次は落ち着いて暴れてくれ」と願うばかり。

勝点35に乗せたのは大きい。
東京Vと並び、降格圏とは7ポイント差。
ただ、下位チームが揃って勝つ日もあり、残り試合数を考えれば油断はできません。
グランパスは最後まで気を抜けない状況。
でも、だからこそ応援しがいがあるというものです。


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