J1百年構想リーグWEST第8節 京都-名古屋
■J1百年構想リーグWEST
3/22 サンガスタジアム by KYOSERA
京都 1(5PK4)1 名古屋
■実録シリーズ
仁義なき百年抗争-西日本死闘編-
エピソード8「不変」
ナレーション:令和8年。赤鯱組は京都・紫会の本拠地に殴り込んだ。しかし、若衆ヒデの一撃で先制の火蓋を切るも、その後押し返されタイマン(PK)勝負の末に敗戦。満身創痍の男たちが辿り着いたのは、千年の時を刻む京の古寺であった――。
~京都市某区・ある古寺~
若頭イナ:「オヤジ面目ねえ。先にタマ(先制点)取っても後が続かんかった上に、最後のタイマン(PK)勝負でカツが外してしもうて。広島に勝って勢いが付いた思うとったんですが、京都の壁はえらい厚かったですわ」
カツ:「オヤジ、この落とし前、頭丸めてお詫びしますけん、許してつかい!」
ミシャ組長:「カツ、顔を上げい。タイマン勝負は時の運じゃ。ありのままを飲み込むんも男の修行よ。のう。それより収穫の方に目を向けようやないか。ヒデ、お前、ようやったのう」
若衆ヒデ:「ヘいっ! 四国の旅(レンタル移籍)からもんて来てようやくカッコつきましたわ。右からねじ込んで、柱(ポスト)に当ててブチ込む。まったくもって狙い通りですわ! これはワシの挨拶代わり、もっともっと暴れますけえ!」
若頭補佐タカ:「おうヒデ、ええ根性じゃ。ワシも今日は、後ろに引っ込んどるだけじゃ我慢できんようになって、敵陣へどんどんカチコミ(攻撃参加)させてもらいました。オヤジ、ワシが前に出ることで、敵の肝を冷やす・・・これからの赤鯱のシノギ(勝ち筋)になると思いますけどのう?」
ミシャ組長:「ほうじゃの。タカ、お前が動けば、相手の組織(バランス)はガタガタになる。その攻めの姿勢こそが、ワシの理想とするカチコミじゃけん。まあ、せいぜい気張ってくれや。けんど、組に不吉な風が吹いとるのも確かよのう」
若頭イナ:「お察しの通りです。森島、リュウジ、タイチの3人がようやくシャバ(ピッチ)に戻って来たと思うたら前のカチコミではテルがタマをくろうて、こないだの稽古場ではヴィニが足をいわしてしもうた。おまけに今日は弾除けのダンが謎の行方不明・・・」
若頭補佐タカ:「ほんで追い打ちをかけるように、今日のカチコミで新婚のユウヤまでが右足をいわして病院送りですわ。
神も仏もありゃせんのかと、若衆たちも震えとりますけん」
ミシャ組長:「(静かにうなづき、山門の向こうを見据える)こんなら、この京都の街を見てみい。応仁の乱で焼かれ、幕末の志士が血を流し、時代がどれほど移り変わろうとも、この街の根っこは千年前から一ミリも動いとらん。京都いうんは、いつの時代も変わらんのんじゃ」
若頭イナ:「変わらん…ですか」
ミシャ組長:「そうじゃ。人が入れ替わり、不運の嵐が吹き荒れても、この寺の石垣はどっしり構えとる。ワシらのカチコミも同じよ。誰が倒れようが、誰がタマを浴びようが、『攻めて、攻めて、攻め抜く』っちゅう魂だけは、絶対に変わっちゃあいけんのんじゃ」
(一同、咲き始めた桜の花を見上げる)
ミシャ組長:「ケガをした奴らが戻ってきた時、ワシらが腑抜けた喧嘩しとったら奴らは泣くぞ。ワシらが目指すんは、いつの時代も変わらん。不変の攻めこそが、赤鯱の真骨頂よ」
若頭イナ:「不変のカチコミ! 腹に沁みましたわ、オヤジ!」
ミシャ組長:「さあ、帰って次の喧嘩の支度じゃ! 斬られても斬られても立ち上がる赤鯱根性、見せてやろやないか!」
若頭イナ:「オヤジ、そんなら映画村で斬られ役の稽古つけてもらいましょか?」
ミシャ組長:「おお、そりゃええのう!」
一同: 「「「ワーハッハッハッハッ!」」」
ナレーション:古都の夕闇を切り裂いて、男たちの笑い声が響き渡った。吹き荒れる逆風の中でも、赤鯱組の魂は決して揺らぐことはない。変わらぬ信念を胸に、彼らは再び血煙舞う鉄火場へとその一歩を踏み出すのである。
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絶好調だった山岸がまさかの負傷退場。
ケガの状況は不明ですが、離脱となればグランパスにとって大きな痛手です。
幸いにも代表ウィークの中断期間に入りますので、チーム状況を立て直し、良い準備をして4月4日のリーグ戦再開を迎えて欲しいところです。













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