J1百年構想リーグWEST第7節 名古屋-広島
■J1百年構想リーグWEST
3/18 豊田スタジアム
名古屋 2-1 広島
■実録シリーズ
仁義なき百年抗争-西日本死闘編-
エピソード7『代償』
ナレーション:令和8年。赤鯱組は安芸の猛者、紫熊会を雨の豊田で迎え撃った。一進一退の攻防の末に赤鯱組は見事な勝利を収め、彼らの表情には安堵の空気が漂っていたのである。
~組事務所(クラブハウス)の奥座敷(ミーティングルーム)~
若頭イナ:「のう、こんなら、今日のカチコミはエラい真っ当な勝ち方じゃったのう。新婚(山岸)が右足で一発、木村の若造が左足で一発。きっちり狙い通りにタマ(点)獲りおってからに」
プリンス森島:「ほうよほうよ。ワシがチャカ(配球)を捌けば、面白いように前へ回る。相手に押し込まれてタマ(失点)取られても慌てず騒がず、2つ目の獲物(ゴール)を奪いに行く。今までなら『あぁ、もうしまいじゃ』いうて、逆転負けするんが芸風(スタイル)じゃったのに、今日は全員が体を張って押し返しおった。普通すぎて逆に怖いですわ」
若頭補佐のタカ:「ワシなんか木村にタマ(パス)転がした時『あ、これ決まってまうな』って確信しましたけえ。あまりにドンピシャすぎて『これ、ほんまにウチの組か?』いうて目を疑いましたわ」
若頭イナ:「確かにのう! 泥臭い我慢比べを予想しとったのに、終わってみれば『オヤジの教えを守って、しっかり攻めてしっかり守る』。真面目か!お上(Jリーグ運営)に表彰されるような模範的なカチコミじゃったのう」
ミシャ組長:「おいおい、こんならええ加減にせえ。なんか勘違いしとりゃせんか?今の時代は相手をとりさえすれば勝てる時代じゃあないんで。一本筋の通った戦い方、勝ち方を骨の髄まで染み込ませて、それを後の世まで伝えていく。それが本当の強さっちゅうもんじゃ。まぁ、確かにワシも、ここまで理想どおりに勝てると『ちいと早すぎやせんか』とは思うたがの」
若頭イナ:「オヤジすんません。ちょっと調子に乗り過ぎましたけん、勘弁してつかい。そういや、テルとガミがヤラれた(負傷)んを忘れとりました。あいつら大丈夫ですかいのう」
ミシャ組長:「おう、2人が抜けるとかなりの痛手よのう。けんど残った衆でシマを守り抜かないけん。あとはヴィニよ。こんなが外道な一発をブチ込んでくれりゃあ、この組はさらに手が付けられんようになるんじゃがの」
暴れん坊ヴィニ:「ボス、ワカッタ。ツギノ京都デハ、生マレ変ワッタ別人ノヨウニガンバリマス!」
若頭イナ:「京都にいるときゃ忍と呼ばれるってか?!」
一同:「「「ワーーッハッハッハッハ!!」」」
ナレーション:赤鯱組は2つの鮮烈な弾丸で、紫熊会を返り討ちにした。だが、攻守の鍵を握る2人が負傷するという大きな代償もあった。暗雲が立ち込める中、一行は古都・京都へと向かう。天下統一への道は、未だ血の匂いに満ちていた。
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前節は大敗、今節は快勝と振り幅の大きなグランパス。
ミシャ戦術が徐々に浸透しており、攻撃のリズムが良くなっている実感はありますが、決定力の差が結果を左右する展開となっているようにも思います。
その辺の精度をどう高めるかが課題でしょう。
それにしても、原テルと野上が軽傷であることを祈ります。

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